金の亡者のスリランカの指導者の為にとうとうそのスリランカが借金の罠に落ちてしまいました。
金の為に国を平気で売る指導者が世界にはうようよしているようです。日本の指導者だって同じようなものです。
宮崎さんがそのスリランカの現状を報告してくれています。それにしても、スリランカの人達も何故あんな指導者を選んだのでしょうか。
これが、民主主義のおかしさでしょうか。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)6月7日(火曜日)
通巻第7360号
『借金の罠』の最悪例がスリランカ
ラジャパクサ一族への反感、ゴダバヤ大統領はどうする?
ゴダバヤ、マヒンダ、バジル三兄弟と一族が政権を独占し、腐敗した利権争奪が中国のBRIプロジェクトだった。ハンバ ント タ港は、中国の軍港に化けた。スリランカは負債返済が出来ず、五月にとうとうデフォルトとなった。
食料不足、燃料切れ、停電の頻発。。。。日本は緊急援助に踏み切り、医療、食料などの無償援助が300万ドル。インド は食 料を緊急に輸送した。
スリランカは人口2200万人、面積は北海道の80%程度で、国民の七割が仏教信者のため、日本の仏教界との交流は深 い。
借金の罠にはまって、中国から借りた金は返せない。
ちなみに中国の条件は金利3・3%、18年。
日本はちなみに金利0・7%で34年の返済期間を設けている。
暴動が連続し、まずバジル財務相が辞任、ついでマヒンダ首相が辞任に追い込まれ、ベテラン政治家のウィクラマシンハと 交代 した。
国民は政権にまだ居座るゴダバヤ大統領の辞任をもとめて連日連夜、抗議デモを開催している。
「こまったときに日本は助けてくれた。中国は借金のカタに港を取り上げた」。
中国は南アジアのドバイ、国際金融センターにしようとスリランカに持ちかけ、コロンボ沖合を埋め立てた人工島が完成し た。ビルはまだ一件も建設されていない。
この島は、そのまま廃置されるだろう。
しかし、ここまでChinaにやられたらこれを解決するにはC元を絶つしかないでしょう。
Chinaを崩壊させてこの借金を全部無にすることこそが最高の解決策でしょう。それが金の亡者達にとっては最も避けたいことなのでしょう。
だからこそ、奴等は未だに金を注ぎ込んでいるのじゃないでしょうか。