習皇帝が食料危機に動き出したようです。と言うか今まで動いていなかったのでしょうか。もしかしたら、やはり人民の命など興味なしでしょうか。
もう一つ、東シナ海のプラットホーム建設は石油不足大作で、バングラデシュ沖などでもやっているそうです。
宮崎さんが取り上げてくれています。流石のChinaもここまで追い詰められてもまだ生き残り出来ると考えているのでしょうか。
いい加減に諦めて貰いたいものです。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)6月20日(月曜日) 通巻第7373号
食糧自給を急げと習近平、李克強が農業視察をマスクなしで
「大国『糧』策」をスローガンに、「糧」を「良」とかけて
コロナ禍の過去二年間で世界の食糧価格は55%あがった。
各地から食糧よこせの悲痛な叫び声が上がっている。インドやパキスタン、バングラデシュからは主食のナンが高騰した。
日本では下町の煎餅屋さん、五割近い値上げである。
とくにウクライナの小麦が輸出不能になって、アフリカ諸国には飢饉が襲った。日本でもパン、餃子などが急激な値上げとなって いる。
加えて中国では上海都市封鎖などで、家庭ごとに備蓄が始まったため、食品の爆買い、スーパーで食品棚ががらんどうとなっ た。
中国国家統計局によれば2021年4月から22年4月までに一年間で、食品関係の値上がりは、生鮮野菜が24%上昇、果物 14・1%,卵が13・3%,ジャガイモが11・8%増となった。
習近平は「2025年までに小麦とコメの99・3%自給を目ざす」として、6月7日には四川省の農業モデル地区やバイオ研 究所を訪問し、発破をかけ、「食糧自給を急げ」と言った。
五月には雲南省を李克強が訪問したが、ふたりともマスクなしであった。「大国糧策」がスローガン。「糧」を「良」とかけてい る。
同時期にエネルギー関係をみると、ガソリンが29%値上げ、ディーゼルが31・7%、そして液化石油が26・9%だ。
中国はあちこちに深度3000メートルクラスの海洋リグを構築し、新しい油田をオフショワに求めている。バングラデシュ沖 合など内外61ヶ所に新規のプラットフォームを構築した。国家戦略を描いてエネルギー問題に対応しているあたり、場当たりの 日本とは異なる。
それにしても、本当に生き残る積もりのようです。やはり、世界は何としてもChinaを叩き潰すことに全力を挙げるべきです。
こんなChinaを延命させるのは民主主義の自殺です。