行き過ぎたリベラルやポリコレなどが世界を破壊しようと活動しています。と言うか本当に信じているのかもしれません。本当に困った奴等です。
そのリベラルの正体を見事に教えてくれる本が出たようです。宮崎さんが書評で取り上げてくれています。
兎に角、この世界の癌どもを撲滅しないことには世界の紛争は収まりそうもないのが困り者です。
もしかしたら、これもシラス国を理解させれば収まるのかも。いずれにしても、その道は余りにも遠そうです。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)6月29日(水曜 日) 通巻第7387号
書評
怪しげなフランクフルト学派が西側世界にまだ蔓延っている
自分の国を愛さず、他国の侵略を正義と認識する歴史錯綜の元凶
茂木誠 v 朝香豊『
リベラルの正体』(ワック)
日本の珍歩的ブンカジン(つまりエセ知識人)の認識は土台がねじ曲がっていて、愛国者は敵であり、極右であり、汚 らわしい 存在と映るらしい。
東大に受かるような優等生ほど、テストには強くとも「ものごとを考えない」。ゆえに、簡単に『歴史詐欺』にひっかか りやす い。霞ヶ関の官僚どもをみればよい。依然として左翼思想に汚染された人々、とくに文科省に多い。司法も、教育現場も「優等 生」ほどおかしいのは戦略的思考が苦手だからだ。
「リベラル」の意味を取り違えている。自由ではなく、現在の日本におけるリベラルのタームは隠れフランクフルト学派 である。
政治学も「正真正銘の馬鹿」=丸山真男の悪影響がまだ続いており、最近はグローバリズム、環境破壊、脱炭素、フェ ミニズ ム、LGBTQ、反原発など、これらすべては「仮面をかぶった左翼」である。
世界を蔽う隠れ共産主義とは、「フランクフルト学派」が元凶であり、西側世界にまだ蔓延(はびこ)っている。
そればかりか米国では大手メディアもGAFAMも、欧州の左翼新聞や言論人の多くにも。したがって欧米の亜流学者、 翻訳者。 というより複写機である。
日本の学者とジャーナリストは自分の国を愛する人を極右と言うのである。フランスの愛国者ルペンは「極右」。さし ずめ 『WILL』も『月刊・正論』も極右雑誌呼ばわりされる。
こうして自国を愛さないのに、他国の侵略を正義と認識する歴史錯綜はなぜ生まれたのか、気鋭のふたりが徹底的に分 析してい る。
茂木 「左派に純粋なML主義に共感する人は今やほとんどいないでしょうが、彼らがマルクスレーニン主義をまとも に批判す るのを見たことがないですね。(中略)大もとの『資本主義=悪』という考えに共感してしまっているから、これを根本的に否定 できない」
朝香 「よく考えて見ればナチズム、ファシズムと社会主義、共産主義はともに全体主義であり、議会制民主主義を否 定する立 場であり、ともに徹底的に批判する立場であるはずなのに、なぜか社会主義、共産主義に対しては思想的に甘い」(96p)。
茂木氏は嘗てソ連崩壊を予言した小室直樹を思い出して言う。
(小室直樹は)「ソ連型独裁の原型はビザンツ帝国、東ローマ帝国であると指摘していました。西欧カトリック世界で は、精神 的指導者のローマ教皇と、政治的指導者の国王・皇帝との政教分離が生まれましたが、ビザンツ帝国では皇帝がギリシア正教の指 導者を兼ねる政教一致体制が敷かれました。つまり皇帝に対する反逆は、神への反逆となる」(101p)
朝香 「東ローマ帝国以来のロシアの国家モデルと親和性が高い。だからこそロシアの地で共産主義革命が起こった」
ふたりの議論は森田実がブンド創設者であり近衛内閣に潜り込んでいた共産主義者の風間卓が仲人だったこと、BLM 運動がバ イデン政権に食い込み、中国共産党とべたべたの関係にあること、ポリコレ運動の背後にある革命団体の蠢動など、およそ日本の 新聞では聞けない分析が山のように続く。
ソ連が崩壊したことで世界の保守が勝ったと安心したのが間違いだったようです。邪悪な共産主義者がそこに付け込んでリベラルで世界を破壊することを思い付いたのでしょう。
奴等の気の長い戦いに甘い保守がまんまと騙されたということでしょう。今度こそ、奴等を撲滅させ、その後絶対に油断しないことです。
何としても、奴等を撲滅することが先決!