Chinaが自棄糞なのかまたしてもおかしなことをやりだしたようです。延命の為なのでしょうが、傷が大きくなるだけのことなのでしょう。
宮崎さんが取り上げてくれています。それにしても、China崩壊の規模はどれ位になるのでしょうか。世界に対する影響も想像を絶するものがありそうですが、それも金を注ぎ込んだ金の亡者達の責任でしょう。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)7月13日(水曜日) 弐 通巻第7403号
中国、またぞろ地方政府の「融資平台」が復活していた
過去一年で404億ドルを新規調達。再爆発は時間の問題か
中国の地方政府「融資平台」(LGFV)の累積債務は8・2兆ドル(ゴールドマンサックスの推定=1123兆円)。中国の 公式GDPの52・6%とされる。しかも、これは地方政府だけの数字。二年前まで筆者は860兆円と推定してきたが、現実は そんな甘い数字ではなかった。(中国全体の社会融資規模は22年6月末で6800兆円。この公式数字はヤミ金融他を含まない が、まず間違いなく1京円を超えている)。
LGFV(Local Government Financing Vehicleは地方政府が、一応『債務保証』を謳い、資金調達とデベロッパーの機能を兼ね備えた機構。盛んに「理財商品」なる金融商品を売りだした。お おかたが焦げ付いたが、地方政府が責任を頬被りした。
不動産ブームで土地使用権をじゃかすか売っていれば、地方政府の収入となった。これを元手に地方政府は道路、駅舎、低所得 者用住宅、学校、保育園、医療施設、トンネル、公共施設などを造成した。
そのうちのいくつかを見学したことがある。担当者に「誘致しても工業団地に企業は来ていないようだし、マンションはがら空 きだが、損失をいかにカバ-するのか?」
と質問を投げると、「そんときは、また土地をうればいいんだよ」。腰を抜かすような回答があった。
人口が少ない都市にも大學を即席に造り、工業団地も造成した。辺境や交通アクセルが悪い場所には企業は進出してこなかった。 病院も建てたが、医者はきたがらない。
バブルは当然のことだが、激しい勢いではじけた。
土地からの収入がのぞめなくなると、次はどうするか?
錬金術師は「真剣」にうなり、はたと考えたのだ。
「そうだ、また『あれ』をやろう」。
地方政府発行の債券である。山東省の寿光市債は10%、灘坊浜海市債は8・8%で『ハイテクバイオ債券』という。
一般銀行の預金は一年定期が1・5%だから、利率は法外に良い。これらをオンラインで売り出しており、政府が奨励風だから、 首をかしげざるを得ない。
「理財商品」のゾンビが復活した。規制されてきた筈の地方政府の「融資平台」が復活し、過去一年で404億ドルを新規調達 ていたことが判明した(サウスチャイナ・モーニングポスト、7月12日)。
債務の爆発は時間の問題だろうなぁ。
はやく爆発することを期待します。日本はその爆発に耐えることが出来るのでしょうか。
それも、バカな経営者達を放置していた日本の自己責任でしょう。