団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★ロシア制裁はかえって西側経済を傷つけたのではないか

2022年07月12日 | 国際

 

何だかロシアが思った以上に元気なようです。ロシア制裁はかえって西側経済を痛めた様相があるようです。
  その原因としてChinaとインドの助けがあるようです。

  宮崎さんが取り上げてくれています。Chinaは理解できますが、インドにはがっかりさせられますね。時刻の利益も大事でしょうがここはやはり世界のことを考えて欲しいものです。甘いのでしょうか。 

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和四年(2022)7月 8日(金曜日)
 通巻第7397号  <前日発行>

 ロシア制裁はかえって西側経済を傷つけたのではないか
  なぜなら中国とインドが輸入を二倍にし、ルーブルの安定を助けた

 中国は五月末までにロシアから189億ドルもの石油とガスを輸入した。同時期のインドは51億ドル。合計240億ドルがロ シアに支払われ、プーチン政権は比較安定を得た。
 とくにインドは2月24日のロシア軍のウクライナ侵攻の日から6月末までに88億ドルの石油並びに石油製品をロシアからダ ンピング価格で輸入していたことが貿易統計で判明した。

 決済はロシアがSWIFTから排除されているため、中国の決済網CIPSを利用したが、あるいはインドはロシアと貿易が多 いのでルーブル支払いだったのか、委細は不明である。

 ほかにロシア制裁に加わらない主要国にブラジル、南アがあり、BRICS諸国は対ロ
制裁には加わらないとしている。
またシリア、キューバ、ベネズエラ、ニカラグアなども常日頃からの反米で、ロシアとの貿易関係を維持している。こうみると、 一番の裨益はインドではないか。西側の制裁団結を破った交渉上手。なにしろ印僑というのは華僑より商売、とくに交渉ごとは狡 智に長けている。

 結果、西側のほうが経済を痛めた。欧州はガスの逼迫で価格高騰、石油は中東から代替できるが、LNGタンカーによるガス輸 入は代替が容易ではない。

 米国はシェールガス開発がふたたび軌道に乗り石油の輸出国だが、国際価格の高騰で国内のインフレが20%、トルコは80% 近い。イスラエルは海底油田が順調に稼働し、いまでは資源輸出国だから影響を受けない。

 おそらく一番の困窮は日本だろう。
米国のイラン制裁につきあっているため、イラン原油の輸入がままならず、高い石油を中東から輸入し続けなければならず、あま つさえロシアがサハリン2を接収する構えだ。ガスの10%を他国のルートに振り替える必要がある。

 国際市場では原油が値下がりを始めた。平行して金価格が下落し、レアメタルもばらつきがあるが、一時期の暴騰場面はなく なった。

  やはり、世界は一筋縄ではいかないようです。結局利用されるのはお人好し日本ということになるのでしょうか。情けないことです。


★人間安倍晋三さん

2022年07月12日 | 日本再生

 青山さんはあの日偶然安倍さんと同じ飛行機で伊丹に飛ばれたようです。そんな最後などを追悼番組としてアップしてくれています。


  それにしても、悔しいですね。どうして、こうも思うことと違うことが起きるのでしょうか。これも日本人の劣化の故なのでしょう。
  安倍さんの思いである日本をとり戻したいものです。


★ジョンソン英首相、辞意表明 秋まで職務継続

2022年07月12日 | 国際

 ジョンソン英首相が辞任表明をしたようです。閣僚等の相次ぐ辞任表明に抵抗するのも諦めたのでしょう。
  ウクライナ戦争では先頭に立って世界に発言していたのもこの辞任を避ける為だったようです。
  変わった髪型と言動で注目を浴びていましたが、どうやら言動に問題があったようです。
  次はどんな首相になるのでしょうか。

  こうなると、世界の首脳でだれがリーダーシップを発揮するのかも興味が沸きますが、どうもこれという人がいないように思えます。

  プーチンや習皇帝が元気付くのでしょうか。それだけは嫌ですね。やはり、トランプさんの復活を急いで貰いたいものです。


★LGBT条例が成立 埼玉県議会

2022年07月12日 | 地方自治

 埼玉のLGBT条例案に国会議員が反発して止めるかと期待しましたが、そんな根性も気概もなかったようです。
  埼玉県議会が成立させたようです。やはり、国会以上に地方の自民党は劣化しているようです。一体何を考えているのでしょうか。票が欲しくて左翼に阿っているのでしょうか。
  いよいよ日本の消滅も有り得るのかも。

  こういうのは、あのヘイト法やアイヌ法を思い出してしまいます。単なる左翼のレッテル貼りに何も考えずに賛成しているだけのような気がします。
  もっと真剣に国の為の政治をしてほしいものです。今更言うだけ無駄か。


★中国が「最大の脅威」 FBIとMI5長官そろって警告

2022年07月12日 | 国際

 

米英の保安機関のトップが揃ってChinaが「最大の脅威」と警告したようです。これは珍しいことのようです。
  もしかしたら、本気でChinaに対抗する気になったのでしょうか。そうであって欲しいものです。

  それにしても、この揃っての警告にどんな意図が隠されているのか。それとも、単なる気まぐれなのでしょうか。

  折角ですから本気でChinaを叩き潰して欲しいものです。


★「この国」ではなく「我が国]

2022年07月12日 | 誇れる日本

 この部屋を始めたころはあの「この国」と盛んに書いていました。何といっても、自虐史観で日本も日本人も嫌いでしたからこの言葉はしっくりきていたものです。

  とkろおが、ネットでねずさん達に出会い本当の日本をしr,この言葉は捨てました。

  それでも、今の劣化した政治などを見ていると日本人が嫌いになって思わず使いそうになります。
  
  その気持ちをねずさんのブログなどで何とか我慢しています。

  気持ちよく我が国と言いたいものです。

  何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。

  ねずさんの学ぼう日本より     2022/07/04

  「この国」では なく「我が国」

  ・・・略

 これと同様に、日本語の「我が国」には、自分の国のことを祖国であり、故郷と感じていとしく想う気持ちがこもります。
一方、「この国」という表現は、どこまでも客観的で、諸外国のあの国やこの国を指すのと同じ程度の語感となります。

 私たち日本人にとって、日本は祖国です。
父祖が命をかけて護り、育んでくださった国であり、素晴らしい伝統や文化を、私達自身が、今度は子孫に繋いでいかなければな らない、大切な国です。
そうであれば、私たちにとって日本は、自分の内側にある「我が国」です。

 そんなことから自分は、意図して「この国」という言葉を使わず、平素から「我が国」という言葉を用いるようにしています。
自分は日本人であり、日本を大切にしたいからです。

 およそどの国のどんな人であっても、自分が生まれた郷里には愛着があるものです。
親の子への愛、自分が所属する学校や会社など社会への愛、郷里への愛、国への愛、愛は、すべてに通じるものです。
そして愛が、自分の内なるものとしてのいとしい思いなら、自国への愛は、人が持つごくあたりまえの感情です。
だから「よその国」と区別して、「我が国」というのです。

 「この国」という言葉は、客観的であるがゆえに、「我が国」という言葉が持つ情愛を失わせます。
ひらたくいうなら、血の通わない「冷たい言葉」です。
「我が国」は、血の通った「暖かな言葉」です。

このブログでは、書きはじめて14年ですが、その間「この国」という書き方は、誰かの言葉の引用や特別な場合を除き使用して いません。
なぜなら「この国」という言葉は、私達の心から、実は国への愛を失わせる、たいへんに冷たい無機質な言葉ではないかと思うか らです。

これからも、「我が国」と書き続けようと思っています。

  私も着いて行きます。と言うか、そんな素晴らしい日本を取り戻さなくてはなりません。それが出来ないのなら消滅も甘んじて受けるべきかも。


★韓国人との国際結婚に世界が猛反発!

2022年07月12日 | 韓国

 今や殆ど騒がれることが無くなりましたが、統一教会(宗教)が集団結婚で日本女性をKoreaに連れていく問題がありました。もしかしたら今も続いているのじゃないでしょうか。
  そんなことを思い出させることを未だにやっているようです。外国女性を国際結婚で連れて帰って奴隷のように扱っているようです。
  それを知って世界が猛反発しているようです。ところが、日本は相変わらず騒がないようです。
  やはり、日本政府・自民党は日本人の命には興味ないようです。【ポリティカ金字塔】が動画にしてアップしてくれています。

 

  今でも、日本女性が犠牲になっているはずですが、何の動きも無いにほん。これは拉致問題と同じでしょう。
  それでも動かない日本。

  その拉致された人が帰ってこない理由を語ってくれています。


  やはり、日本政府・自民党も日本人も他人の命には興味ないようです。完全に腐っています。
  こんなことを許しているようでは日本の消滅も仕方ないでしょう。何とも情けない。


★昭和維新前夜、米作農家は肥料代も支払えず窮していた

2022年07月12日 | 政治の崩壊

 ウクライナ戦争で食料問題が浮かび上がっています。こうした状況はあの五・一五事件と似ているようです。
  それは、肥料問題です。当時も農家は肥料を買う金がなかったが、今も同じように余りの肥料高騰に農家は苦しまされているようです。

  そんな当時の状況を書いてくれた本が出たようです。宮崎さんが書評で取り上げてくれています。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和四年(2022)7月4日(月曜日)
 通巻第7392号  

  書評  

 ウクライナ危機が日本に投げかけた深刻な課題の一つ:「食糧安全保障」
   昭和維新前夜、米作農家は肥料代も支払えず窮していた

 保阪正康『五・一五事件 橘孝三郎と愛郷塾の軌跡』(ちくま文庫)

 半世紀前の著作の文庫版。なぜ、今頃とりあげるのか不思議に思われるかもしれない。
 状況が酷似してきたからである。ウクライナ問題は、日本の防衛力増強の必要性と喫緊性を改めて認識させたが、いま一つ は食糧安全保障である。
ウクライナ報道はロシアが40万トンを盗んだとか、ロシア艦隊が蛇島を撤退し、黒海を封鎖したとか、「小麦」に偏ってい る。影に隠れたのが肥料だ。JAがアンモニア肥料の価格を94%値上げする。ウクライナの東部に肥料工場があって空爆破 壊された。日本は肥料をロシア、ウクライナ、中国に依存しているという「あぶない」構造がうかびあがった。
農家は、この高騰した肥料をつかわなければ生産がおぼつかない。まさに国家安全保障に直結する重要問題なのである。

 昭和初期、武者小路実篤らは新しい村運動を起こした。戦後もこの流れは『山岸会』になって暫時続いた。茨城にあって農 業協同組合ではなく共同体を造り、全国のモデルとして見学が絶えなかった村があった。
それが橘孝三郎の愛郷塾である。
そして彼は講演行脚して訴えた。コメの生産価格を25円とすれば、それ以上なら益もあるが、下洛して20円以下となって は肥料代金が借金として残る、だから次男三男は都会へ稼ぎに出る。娘たちは娼婦宿に売られる。
昭和維新に立った少壮の軍人や民間の愛国者は、この農村の窮状に立腹したのだ。
 橘孝三郎は、思想家、哲学者、農本主義研究家、なによりも読書家で万巻の書を読み、飽き足らず原書を取り寄せ、夢中で 読みふけり、蔵書は天井まで積み上げられた。橘を慕う有意の青年たちが愛郷塾に集まりだした。橘はベルクソンにも挑んだ が、惹かれたのは「哲学者は知性を超えた領域を説明できない」とした箴言だったと著者の保阪は推定している。カトリック に帰依しながらもベルクソンは神秘主義的な側面が濃厚にあった。
ついでに言えば小林秀雄もベルクソンに挑み、途中で頓挫、初期の全集にはベルクソン論を収録しなかった。アンリ・ベルク ソンはユダヤ系フランス人でノーベル賞受賞者として日本でも西田幾太郎、新渡戸稲造等に影響を与えた。
 橘孝三郎は知性豊かな学問の人でありながら、生活は素朴にして単純。晴耕雨読の典型で「おっかさんのまごころ」を尊 び、愛と霊が人類社会の本能的なつながりとした。ミレーの絵が好きだった。これらが彼の信条である『土とまごころ』の基 盤となった。
 愛郷塾には綱領らしきものはなく「同士宣誓文」が残っている。
曰く。
 「神に捧げ愛郷道に捧げる愛郷の同志神より出でて神に還る愛郷の心に堅く、いやがうえになお固く結ばれて一となり、神 の御前に命を以て誓う。願わくは神のお力の在るところ、神のお恵みのある所、我らが愛郷の願望成就されんことを祈り祈り 且つ祈る。捧げたるしもべ 橘孝三郎しるす」

 神道を重視し、こころを大切にする橘の思想はスピリチュアルな核心を求めている。
それゆえ橘は北一輝を評価しなかった。「国内改造があまりにも機能的、唯物的すぎる。精神がない」と批判した。
実際に著者の保阪は、執筆当時、存命中だった橘に長時間インタビューを、それも毎月一、二回、水戸に通い、一年半かけて 克明に談話を記録し、この言葉を聞き出した。
 橘は井上日召、大川周明ら多くの友を得た。支援者には風見卓がいたのも意外だが、もっとも思想的に近かったのは権藤成 卿だった。長野朗とも親しくなるのは権藤人脈からだ。彼らは農本主義の理想を古代中国の「禹」に求めた。禹は紀元前 1900年前、黄帝の四代孫とされ、夏王朝の祖。治水、農業に神業的業績を残した伝説の人物(架空の王)である。

 農本主義共同体は道義で結ばれる、権藤はしたがって大化の改新を評価した。この立役者=中大兄皇子(後の天智天皇)は 蘇 我氏を討ったが、この一点で橘は微妙に権堂と意見が分かれたという。橘には神武天皇論と天智天皇論の浩瀚な著作がある。
 橘孝三郎と愛郷塾の考え方の核心は次のごとし。
 「大正時代の教養主義的、啓蒙主義的そして宗教的な次元から離れいまや脳論理論かへの脱皮であった。霊性、神、まごこ ろという孝三郎いう人間の核にあるきわめて感性的なものが、農業をとらえるのであったから、何よりマルクシズムの科学 的、機能的、唯物的な見解とは水と油であった」(170p)。

 五・一五事件への関与は橘が結果的に交友関係から巻き込まれてしまったといえる。都内七カ所の変電所襲撃の首謀者とし て裁かれたが、無期懲役から恩赦となり、帰郷後は、しずかに著作執筆に専念した。
桶谷秀昭が村上一郎と連れだってある日、水戸に訪ねると橘孝三郎は豪放快活に談笑したという。
 いまここに挙げた橘孝三郎と愛郷塾、権藤成卿と長野朗の社燭論、この三人の中心となって展開した農業論は、現代日本の 農政の路線と矛盾する。土とまごころが、現在の農政には希薄である。

  日本の農政は日本は米で作ってきた日本の根本を忘れたことなのかもしれません。日本はやはり米を大事にすべきでしょう。
  ここでも何度か取り上げたように、米粉を小麦粉の代わりに利用し、もう一つの大事な大豆を自給すれば生き残れるのは間違いないでしょう。
  この食料自給の最大の武器を考えない政府・農水省は完全に狂っています。

日本の政治は日本の為の仕事をしろ!