明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


椅子に座るディアギレフ。イメージはすでに決まっている。もちろん実際に写真に残されているポーズなどさせる気はない。できれば一目でディアギレフの人となりが判るような雰囲気にしたいものである。それにしても椅子が厄介だよなあと思っているところで、友人Sと近所で飲むことに。 昔から駄ボラばかり吹いている男だったが(どんな駄ボラだかは、友人と書いている以上、私が恥ずかしいので書かない)十幾つも若い奥さんをもらい、なんだか以前より落ち着いてきたから不思議である。というより、彼が落ち着くくらいだから、結婚というものの過酷さが窺い知れるというものである。 ドブロクは後から効くから気をつけろと言っておいたのだが、二軒目にはいつもの焼き鳥屋K越屋へ、8時だから閉店しているが、電気が点いているので開けると、昨日から旅行へ行っていて、今日は休みだったらしい。まあいいから入れと言うので始める。九州から馬刺しが届いているということで、楽しく飲む。宴もたけなわの頃、例によってSの奥さんから電話。例によって『電話の向こうにいるのはパットン将軍か?』ということでお開きに。あとで聞くと、電車を乗り過ごして、大変だったらしい。

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