明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



青木画廊『眼展』の搬入日が来ているが、まだ作っている。 門前仲町の赤札堂に白い布を買いにいく。布といっても、使うのはほんのちょっとなので、ハンカチで良いだろう。ところが何かしら模様が入っていて、使えるものはない。次に、永代通り沿いの『二笑亭』があったあたりの、カーテンなど売っているインテリアショップにいく、並びに居酒屋の『笑笑』がある。白くて薄ければなんでもよいと探すが、適当なものがない。何に使うか、聞かれた場合の答えを用意していないので、店員に尋ねるのも面倒である。 次に通りの向かいにある、古い洋品店にいく。ここは昔からあるようで、中にあるマネキンが、まるで囲炉裏端でいぶされたようである。店先にサラシがあったが、縮尺的に目が粗い。店にいるご主人に聞くと、中から、ただの木綿のハンカチを出しきてくれた。「御婚礼ですか?」「いえ、べつに」210円だったが、税金とらないからというので200円払う。「ウチは男もんは何でもあるよ」さすが看板にメンズショップと書いてあるだけある。「フンドシもあるから」「エッ?あ、ああそうですか・・・。」

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