明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



『小説現代』のコラムbookmarkの中で、長野まゆみさんに『Objectglass12』に言及いただいている。青木画廊にもお出でいただいたそうで、なんとも有り難いことが続く。 昔の本郷は団子坂の写真を見ていて気になる1枚を見つけた。私が乱歩のスケッチをもとに制作した、三人書房に激似である。乱歩が弟等と営んだ古書店だが、二階でゴロゴロぐうたらしながら、探偵小説の未来について想いをはせていた。思わずルーペで覗く。 もっとも、当時の商店にはありがちな作りで、どうということもないのだろう。『D坂の殺人事件』をイメージするには充分な写真ではある。

過去の雑記
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