明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

失敗  


仕上げを終え、そろそろ着彩にと思っていた昨晩。思いついたことがあり、手を加える。作業に没頭したが、これが間違いの元であった。一夜明けてがっかり。やるんじゃなかった。仕上げのやり直しである。 頭部が夜中に完成したとしても、一度寝て、翌日全体を作り始めることにしている。思いついたことを始める時も同様で、一度寝て頭を冷やし、翌日になっても、やる意味があると判断したら、進めるのである。これを破って、何度失敗したことであろう。問題は、作りたくなったら一時も我慢できないという性格である。夜中に良いアイディアを思いついたら、寝られるわけがない。こういうときは酒を飲んで気分を変え、翌日まで我慢するのだが、昨日はついやってしまった。 “ラブレターを投函するのは、一夜明けてからにしろ”という教訓を、また無駄にしてしまった。

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