明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



人形を乾燥機にかけて、しばらく顔を出さなかった階下に住むYさんが、今日は来るというので『K本』に行ってみる。ハゼ釣りの途中でバッタリ会ったとき、ドイツ在住の日本人が撮る映画の手伝いで忙しく、1週間は一滴も飲んでいないといっていた。Yさんはまだ来ていなかったが、女将さんが今日飲んだら効いちゃうよと笑っている。ほどなくしてYさん登場。一口飲むと、いつもこんなモノ飲んでたんだと、あきれたようにいう。そうとう効くらしい。逆にいえば、1、2週間飲まないだけで、それだけ感じるということは、止めればすぐ健康になっちゃいますよと笑った。私は仕事が残っている時は3杯で止めるのだが、先に帰ろうとする私のグラスに、引き止めるようにYさん、自分のグラスから半分そそぐ。 帰宅すると、仕上げが可能な程度に三島は乾燥していた。SからK本が夕刊に出てるとメール。文中のモノクロ写真はこれ。女将さんの髪も、今ではフレッド・ブラッシーのプラチナブロンドのように真っ白になってしまった。この記事のおかげで、常連が鳩バスツアーと呼ぶ客が、また増えてしまうことであろう。

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