明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


制作中の人物を乾燥機につっこんでいる間に、朝昼兼ねた食事をとろうとT屋に行く。目鼻がついたし、数時間は乾燥を続けたいと思っていたので、こんな日もあって良いだろうと飲み始める。よい感じに仕上がってきているので美味しいが、ご主人のHさんと話しているうち3時半になってしまう。Hさん、もう一杯飲んで、4時開店のK本に行ったらなどと、グッドアイディアを口にするが、それをやっては一日がお終いである。家に帰って集中して制作を続ける。 現在半裸の男を作っているが、筋肉の様子など、だいたい頭に入っているので、ある程度の参考資料は用意するが、ほとんど想像で制作している。ところが、どうも腕の筋肉のひねり具合が心配になってきた。そこで、いつも半袖Tシャツ一枚の男を思い出した。11時過ぎに、人形をザックにいれ、再びT屋へ。さっそくHさんに腕をまくってもらい、同じポーズをとってもらうと、やはり少々違っていた。了解。来て良かったよ。さあ、祝杯をあげよう。数時間後、Hさん、ろれつが回らなくなったところで、別の店に行こうという。こんな状態の男を、一人にしておくわけにはいかない。というわけなのである。

01/07~06/10の雑記
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