明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


アダージョ『吉田茂と白金台を歩く』の次号が出る前に、孫の麻生が総理になるとは思わなかった。インタビューの依頼もしたそうだが、都合がつかなかったようである。 次号の人物は、とっくに頭部ができていたので余裕をかましていたのだが、もともと嫌っていて読まなかったところに、改めて読み出し、面白くなっているうちイメージが変ってきてしまい、同じ資料写真を見ても、以前とちがって見えてしまうのである。あれはあれで満足していたはずなのに、余計なことをしてしまった。フットボールを見た後では同じ絵がちがって見える、とかなんとかいっていたのは寺山だったか。同じ人物でも、親の仇か恩人だかで、違って見えるのは当然である。 そんなわけで、未だに頭と手が上手くつながっていないことに呆れながらの、ここ数日である。

01/07~06/10の雑記
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