明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



昨日に続きパソコンの前で検索。思った以上に難航している。某建造物をからませねばならず、かといって建造物にちなみ、アダージョの特集に相応しい人物がいないから困るのである。該当する人物はあったがすでに扱ってしまっている。私からも2、3提案してみたが、もう一つのようである。都心の建造物ゆえ、近辺にちなんだ人物はいるのだが、画を作る側とすると某建造物を入れるのであれば、その時代に相応しい人物にしてほしいということがある。 坂本龍馬が通った千葉道場があったということで、特集場所が大手町に決まった時は困った。二本差の侍をどうやってビジネス街に立たせれば良いのか。しかしそこには旧江戸城の大手門があった。下級武士の龍馬が当時、パカッと開いた大手門に近づけたとは思わないが、江戸城が開城したところは見ずに死んだので、あえてそこに立たせてみようと、いっそそれならば禁じ手としていた現代人と同じ画面に。さらにどうせならばと、はとバスのガイドや外人のカップルなどを配した。あんな手はそうは使えない。 今回の人物はというと、某建造物のおかげで、昔の人物では画にならないところが問題なのである。ある人物も提案されたが、私が“偉い人”を作ったばかりのせいか、アダージョのラインナップを考えると、普通の人すぎるように思える。帯に短し襷に長し、という奴である。そこへ編集長よりある人物が提案された。過去に何度か出た名前であるが、ここで来ましたか。果たして決まるのであろうか。

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