明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

新年  


ネットにつながらないのはルーターのせいらしい。再設定というところで面倒になった。ブログは書きつけていると苦ではないが、書かないでいても、さらに苦ではない。とネットカフェにて。 新年そうそう18年ぶりに黒人を作っている。どうせ久しぶりなら、とあまり作ったことのないもの、と笑顔の人物にしてみた。見る側のイメージを限定しないよう、常に無表情の人物を作ってきた。撮影に際しても、光線具合で表情を炙り出せる場合があるので好都合である。 またフランシス・ウルフ撮影、リード・マイルスデザインの、ブルーノート盤のクールでストイックな雰囲気に憧れていたことも大きい。久しぶりなら慣れている物を作れば良いのに、と思うのだが、ついそうなってしまった。駄目だったら18年のブランクのせいにしよう。 この人物は特に誰、ということはない。もともとそんな人物ばかりで、実在した人は数えるほどしか作らなかったが、ジャズシリーズ最後の個展で写真を撮ることに決め、だったら実在したジャズマンを、と作った。もともと何かを参考に作るのが苦手で、デッサンも中途半端にしかしたことがない。しかしその後作家シリーズに転向し、実在した人物ばかり作ってきた。思えばカメラやパソコンや資料を参考に、などと苦手なことばかりやることになってしまった。ついそうなってしまった。 新年ということで。落語に正月に、女房の尻を叩いて景気良く、餅をついているような音を出す貧乏人の話を思い出した。

オイルプリント制作法

インキング映像↓

http://youtu.be/kZozcEqgKsE 

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