明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



モッコが人間みたいな座り方をするのを見て、他にもこんなのがいたな。と思い出した。あんちゃんに聞いたら兄妹らしい。そういえば小さい頃3匹がかたまっていた。神経質なモッコは私には写真を撮らせてくれる。いずれ触れることもできるのではないかと思ったり。 頑固爺さんの泣きっ面を作りたくて、内田百間の『ノラや』を作ってみようと思ったことがある。特別出演夏目漱石なんてことも考えた。実物の猫を使って愛猫に出て行かれて泣き濡れる内田百間。ノラはモッコみたいな猫ではなかったか。 呼べばこちらを見てくれるしお年寄りだが可愛い。 小学生の低学年の時に『ジャングルブック』を読んだ。動物が人間の目を怖がるというような話があったような気がする。動物園に行くたび、ライオンの檻の前でライオンにガンつけて実験したものである。ライオンが先にそらすことはあったが、実際は子供など相手にしていられない、というところであったろう。  田村写真にてオイルプリントワークショップ。お二人参加。田村写真にはゼラチン紙が用意されているので、他の写真とまったく趣が違う、オイルプリントの面白いところをいきなり味わうことができる。この面白さを伝えていきたい。デジタルと、時にブラシの毛だらけになってしまう超アナログ技法。対極ゆえに相性が良い、というのが私の考えである。

オイルプリント制作法

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