明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



大谷翔平の活躍は、ご多分に漏れず毎日の楽しみであった。人の行いによって励まされる、ということは全く理解できないが。私は密かに、幼い頃から一つのことに取り憑かれ続けている男として見ている。デッドボール、自打球もファーストに行く頃には笑っているし、その異常な回復力。私の場合は紆余曲折が長く、独学で、ようやく晩年に至り、頭に浮かんだ程度の物なら作品化できるようになったレベルだが。しかし良くその状況で笑っていられるといわれる。数々のデッドボールや特に酷い自打球で何故笑っていられるのか?好きなことに取り憑かれていると、何か物資が溢れ出ているのは間違いがない。それを幸せなのかどうかは異論もあるだろう。その多幸感は湧き出る物資のせいで、必ずしも現実ではない、と。さらに拍車をかけるのが〝現実は夢夜の夢こそまこと”気質である。あんたはどうも好きなことだけやって、パッタリ死ぬ気でいるようだが、実際はそうは行かないのだ、とも。 それはともかく。本日も個展会場にて、頭に浮かんだイメージは夢ではなく本当に在ったな。と。

Don't Think, Feel! 寒山拾得展
人形作家・写真家 石塚公昭 作家活動40周年記念

10月13日(木)〜11月6日(日)

10月23日(日)ギャラリートーク東雅夫さん

 

ふげん社イベント

 



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