明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



着いた時には帰る所だったので、ちょっとしか話せなかったが小学1年から3年までの同級生がご主人と来てくれた。今回のモチーフは小学生に色々な意味で戻ったような心持ちが常にしていたが。私がよく絵を描いていたのは彼女も覚えているようである。人物伝の類を読み漁り、カタチに関しては、力道山の頃からプロレスを見ていて、すでに筋肉を描いていた。基礎的な要素は、あの時点でほとんど出揃っていたが、同時に子供の絵じゃない、といわれ、学校では学ばず独学者の道を行く遠因も、すでに起きていた。 しかし自分のことは自分で判っていると思い込み、陶芸家を目指したり、〝感じるより考えた”ジタバタした時代を長らく過ごし、その結果の悪さに馬鹿じゃなければ誰だって気付く。自分をただのダウジングロッドとする用法を覚え、行き当たりばったり。その挙げ句の最突端の結果である。最後の作品で、午後アメ横で鯉を入手し、腹中の鯉コクが消化する前に鯉に乗る仙人を完成させたが、アメ横に行く前ともすでに何かが変わっている。 土日は在廊予定です。

Don't Think, Feel! 寒山拾得展
人形作家・写真家 石塚公昭 作家活動40周年記念

10月13日(木)〜11月6日(日)

10月23日(日)ギャラリートーク東雅夫さん

 

ふげん社イベント



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