陽が出たり曇ったり。陰影が出ないように曇天がベストだが、我慢が出来ず。石橋を撮りに行く。スックと屹立するスマトラ虎を見事倒した私である。こうなったらドピーカンだろうと曇らせてみせよう。しかし行ってみると、木がうっそうとしげり、ちょうど曇天の如し、2時を過ぎた頃には明るい曇天に。 それにしても、三人も登場するし、1カットにどれだけ費やしただろう。といいながら、本来もっとも大変だと思われた中国の山々が、ほとんど反則のような方法で、実は手間がかからず。やってみないと判らないものである。帰宅後、縦横とフレームも違う『虎渓三笑図』2種に石橋をようやく設置。思えばこの石橋を知っていたせいで、これを使う前提で作り始めた。そして画面の中にある唯一の本物。松の木も本物ではあるが盆栽である。本作も私らしさ炸裂で滝を作れば完成
Don't Think, Feel! 寒山拾得展
人形作家・写真家 石塚公昭 作家活動40周年記念
10月13日(木)〜11月6日(日)
ふげん社イベントページ