例によって展示の飾り付けは任せっぱなし。初個展以来40年自分でやったことがない。重度の方向音痴と無関係とは思えないが、手の届く範囲しか責任を持てない。せいぜい仙人は仙人同志並べるくらいしかアイデアはない。学生時代も見せ方をもっと考えろといわれていた。私がうろちょろしても邪魔なだけであろう。 縦長の掛け軸調の3枚のプリントがなかなか良く、今後、これだけで個展を開いても良いくらいである。元々縦位置好きで、横位置はほとんど撮らない。 さらに『虎渓三笑図』『四睡図』『蝦蟇鉄拐図』『初鴉』(一休宗純)ふげん社で大伸ばし。特に縦長の一休は縦2メートルある。なかなか良く、これだけで個展を開いても良いくらいである。今回は制作体数も多く、例によって写らないところは冷酷なくらい作っていない。なので展示出来るような物ではないのだが、それでも何かあった方が良いという声もあり。撮影用の部品を参考程度のつもりでテーブルの上にバラバラと置いておくことにする。
Don't Think, Feel! 寒山拾得展
人形作家・写真家 石塚公昭 作家活動40周年記念
10月13日(木)〜11月6日(日)
10月23日(日)ギャラリートーク東雅夫さん
ふげん社イベントページ