花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

新春・カモメ劇場

2007-01-07 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成19年1月7日(日)

ーおや、あの船は何じゃろかい。
ーいや、なあに、コッケイ丸、いやコッカイ丸という船ばい。偉かシェンシェイ達のいっぱい乗っとらすと。



ーそるばってん、こまか船に乗りきらんごたるたい。多すぎっとじゃなかと?
ー定員ば減らせと言うばってん、いやばい、いやばいと、だあれも賛成さっさんけん、しょんなか。
ーあの、涼しかごたる顔ばして左ば向いとるのは誰かな?
ーああ、あれはこの頃土下座して戻ってきた・・・
ー分かった、分かった、あのゾーハン組の1羽じゃろ。バッテン一番輝いて見えるけん、不思議かあ・・・。



ーちょっと、心配ばってん船長はどこにおらすとかな。
ーそりゃ、一番前に、しゃきっとして胸ば張っておらすとに決まっとったい。
 ありゃ、ほんなこて、どこにおらすか分からんな。
 こりゃ、とも綱は離されんばい。困った、困った。 



【お断り】この劇場物語は全てフィクションです。実在の機関・団体・人物等には一切関係がありません。なお、敢えて熊本弁を共通語には翻訳しておりません。ニュアンスでお楽しみください。
コメント (19)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする