花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

万田坑特別公開(その一)  【熊本県荒尾市】

2009-10-10 | 万田坑関係
 平成21年10月10日(土)

 荒尾市にある「万田坑(まんだこう)」の特別公開が先日ありました。珍しく野球が休みだったチョロ・ツーと見学にいってきました。今年1月、ユネスコ世界遺産暫定一覧に登録されました。今、世界遺産の指定に向けて盛り上がりを見せています。



 万田坑は旧三池炭坑の中でも優秀な炭坑の一つでした。1897年(明治30)に第一竪坑開削に着手して以来、1924年(大正12)には蒸気から電気への変換をし、1934年(昭和14)の最盛期を経て1951年(昭和26)に採炭中止まで活躍しました。
 補修工事がおわった第二竪坑と補修工事中の巻揚室です。【チョロ・ツー撮影】



 第二竪坑櫓は1908年(明治41)完成。人員昇降・排水排気の役目をしました。当時の技法や材料等を考慮して補修・改装されました。チョロ・ツーの背の高さと比較してみてください。



 第二竪坑口です。ガイドのKさんが分かりやすく説明してくれています。坑口の深さは274米ありました。今は埋め立てられています。



 坑口内の掲示と近くの炭坑電車のポイント。【チョロ・ツー撮影】


 
 第一竪坑櫓の巨大なコンクリートの基礎跡。ここに30,7米の櫓が建っていた。竪坑の深さは273米。坑口は今も開口している。水がたまり、小石を投げると、しばらくしてポチャンと音が聞こえる深さだ。



【このつづきはまた次回に。記載事項に訂正事項がある場合は補遺してまいります。なお「万田坑おもしろ講座」には楽しく、無欠席で参加しています。】

お知らせ:「創作ステージ 万田坑彩々」10月12日(月)13:30~
      荒尾総合文化センター 前売券1,000円(当日1,200円)
     「九州・山口の近代産業遺産群」世界遺産シンポジウム
      10月22日(木)14:0=17:00 東京プリンスホテル 入場無料
お近くの方はどうぞ。  
コメント (22)
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