平成30年8月4日(土)
ちょっと遡(さかのぼ)りますが5月下旬の荒尾の海岸です。鳥が上空を飛んでいました。雲仙普賢岳の南の裾野です。
双眼鏡で確認するとダイゼン(大膳)の群れでした。島原の町並みが遠く見えています。
ダイゼンはチドリ科の鳥でキジバトよりもやや小さく、全長は29㎝です。
旅鳥・冬鳥として日本各地に渡来してきます。越冬もします。
ゴカイ類が好物。甲殻類や昆虫も食べます。
鳴き声:「ピウイ」
春の渡りのピーク時です。
顔の部分が黒くなるのは夏羽の証拠です。
典型的なダイゼンの夏羽です。なお、似ている鳥にムナグロがいます。素人目には区別が難しいです。ダイゼンより一回り小さく、主に水田や畑で見られます。
これは4年前の7月に観察したダイゼンです。
こちらは2年前の8月の撮影です。キョウジョシギ(京女鷸)もいます。最近は夏場ではなかなか見られなくなりました。