平成30年8月10日(金)
去る4日(土)、荒尾干潟保全利活用協議会作業部会のメンバーで、表記の視察研修に行ってきました。長者原(ちょうじゃばる)ビジターセンターは【くじゅうの自然や文化などを紹介しながら、隣接するラムサール条約登録湿地のタデ原湿原のフィールドが一体となった展示施設です。】(環境省パンフより)。阿蘇くじゅう国立公園内の標高1,030メートルの所にあり、下界に比べ気温もやや低く感じられます。
バスから降りたつと正面に三俣山が見えます。手前は指山(ゆびやま)です。
早速レクチャールームで顔合わせです。
初めに「くじゅう地区管理運営協議会の取組」についての説明を受けました。「くじゅうファンクラブ」の概要、「ビジターセンター来館者の推移」、「タデ原の自然観察会」「ミニガイドウォーク」「国立公園レクチャー」など多岐にわたる活動が紹介されました。
次に「くじゅう地域について」の説明を受けた後「二つのラムサール条約登録湿地」(坊ガツル湿原・タデ湿原)、「一般財団法人・セブンイレブン記念財団」「九重ふるさと自然学校」等の諸活動についての興味ある報告を受けました。正直言ってわが荒尾でこれだけ多岐にわたる活動が出来るだろうかと不安になりました。
センター館内を個別に見て回りました。立体的な掲示など随所に見られ参考になりました。
2階から眺めたタデ湿原です。
昼食は道路を挟んだ向かいのレストラン「やまなみ」でいただきました。
2班に分かれてガイドさんに案内してもらいました。1時間のコースです。
先ずセンター前の樹木の説明から始まりました。
目の前の湿原、緑が新鮮です。
自然観察路は板で出来た木道です。
この老夫婦は手をつないで歩いておられました。
私どもの一行の別班が遠くに見えます。
私たちの班です。花の名を教えてもらっています。
アセビ(馬酔木)、マンサク、オカノトラノオ、キスゲ、リュウキュウキンカなどなどたくさんの樹木や花の名を教えてもらいました。
また8日から9日にかけて九重町「ふるさと探検クラブ夏の有明海キャンプ」一行が荒尾市に見えて、県立岱志高校セミナーハウスに宿泊、座学を初め荒尾干潟での「生き物観察」や「マジャク釣り体験」をしました。いい交流が出来ました。