高校2年生が夏休みの課題として学校から配られた英語長文教材の中に、黒人差別問題に立ち向かった Rosa Parks についての文章がありました。
その中に、“Jim Crow laws”という語句が出てきているのですが、その英文の脚注には「黒人差別法」という訳が記されているだけで詳しい解説はありません。
気になったので Longman で調べてみると、
と出ています。
ジーニアス英和辞典では、
と記されています。
更に、辞典やインターネットで調べてみると、この Jim Crow という単語は黒人の蔑称で、1830年代中頃に、アメリカのコメディアンが“Jump, Jim Crow”という歌をつくり、顔を黒く塗って踊ったことが始まりらしいのです。crow はカラスのこと。つまり、黒人とカラスの黒さを掛けたらしいのです。
全くもって知らなかった事実。英語をより深く知るには、その文化に深く切り込んで、社会の成り立ちを理解しなければならないと痛感しました。英語の資格を持っていてもたいしたことはない。英語の教え方が上手くてもたいしたことはない。やはり、英語が話されている国々の文化背景に精通することも必要不可欠。まだまだ自分も未熟だと痛感した次第です。
この夏はアメリカ文化に関連した書籍を読んでみたいと思います。
その中に、“Jim Crow laws”という語句が出てきているのですが、その英文の脚注には「黒人差別法」という訳が記されているだけで詳しい解説はありません。
気になったので Longman で調べてみると、
Jim Crow [n]
a system of laws and practices used in the U.S. until the 1960s, that treated African-American people unfairly and separated them from white people
と出ています。
ジーニアス英和辞典では、
①黒人差別
②(形容詞的に)黒人(専用)の、黒人差別待遇の
と記されています。
更に、辞典やインターネットで調べてみると、この Jim Crow という単語は黒人の蔑称で、1830年代中頃に、アメリカのコメディアンが“Jump, Jim Crow”という歌をつくり、顔を黒く塗って踊ったことが始まりらしいのです。crow はカラスのこと。つまり、黒人とカラスの黒さを掛けたらしいのです。
全くもって知らなかった事実。英語をより深く知るには、その文化に深く切り込んで、社会の成り立ちを理解しなければならないと痛感しました。英語の資格を持っていてもたいしたことはない。英語の教え方が上手くてもたいしたことはない。やはり、英語が話されている国々の文化背景に精通することも必要不可欠。まだまだ自分も未熟だと痛感した次第です。
この夏はアメリカ文化に関連した書籍を読んでみたいと思います。