英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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TOEIC公式問題集の底力

2015年06月07日 | TOEIC・英検など
TOEICを制作管理する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)常務理事の大村さんのインタビュー記事を読みました。

TOEIC公式問題集の効果的な活用方法について、次のように答えられています。
TOEIC公式問題集はテスト問題と同じ形式・レベルの問題が収録されています。「ワークプレイスで普通に使われる英語の縮図」であると意識して、問題や正しい解答の音読を繰り返すだけでも実践に必ず役立ちます。
多くの英語講師の先生方もおすすめしていますが、「音読」はとても重要です。声に出して読むことを繰り返すことで自分の記憶に定着し、実際のコミュニケーションの場で声に出して発信できるようになっていきます。
これは、公式問題集を使い倒した人にしか分かりませんが、事実です。公式問題集購入者のほとんどが「解いて答え合わせして終わり」です。しかし、満点を取得している、いわゆる変態TOEICerは、徹底して繰り返してやっているので、理事のおっしゃることがよく分かるのです。

私もその“変態”の一人なので、理事の言葉に共感した部分を紹介します。

公式問題集Vol.5の TEST 1 のパート3に
we could really use your help updating the interior.
という文章が出てきます。

シアトルにいた時、地元の entrepreneur にインタビューをするという課題があったのですが、アポは取れたのですが、道に迷いその時間に遅れてしまい汗だくでオフィスに伺わせていただきました。そんな私を見かねた先方が“Would you like something to drink?”と言ってくださいました。しかし英語力が乏しかった当時の私は“Water, please.”としか言えませんでした。あの時、“I could use some water, please.”と言えていたら、どんなにスマートだっただろうと後悔しきりです。

残念ながら公式問題集は解説が少なく、この部分も詳しい説明はありません。でも気になって自分で調べ何回も音読すれば、必ずや自分の知識となり、実際に英会話で使えます。このように、こと細かく徹底して使い倒せば、実用英語の根幹となるテキスト的な役割を、TOEICの公式問題集は果たしくれます。

みなさん、徹底してやっていますか?


コメント
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