英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

英検1級語彙問題

2015年10月31日 | TOEIC・英検など
2015年度第2回実用英語技能検定の問題がHP上にアップされたので、いつものように1級の語彙問題を解いてみました。

単語は1級であれば定番のものばかりで、いつもは難しく感じるイディオムも容易になりました。しかし、それは1級合格者の視点から見てのことですので、準1級の語彙力ではまだまだ手の届かないレベルには変わりません。1級合格には地道に語彙力を増やすしかありません。

私が英検1級合格時に使用し、手元にある『Pass単熟語1級』と『1100 WORDS YOU NEED TO KNOW』で今回の語彙問題の正解となった単熟語の収録率(派生語も含みます)を比較してみました。
『Pass単熟語』・・・48%
『1100 WORDS』・・・36%
『Pass単熟語』+『1100 WORDS』・・・52%
やはり今回も、英検に即した単語帳だけあって、『Pass単熟語』に軍配は上がりましたが、それでもカバー率は半分以下です。

英検1級の語彙問題を毎回解いてみて感じることは、一見難しい単語に見えて、実は、新聞や雑誌・小説ではよく目にするものばかりです。『Pass単熟語』をやりつつ、新聞・雑誌等で出会った未知の単語をカード化するなりして地道に覚えていくやり方が王道のように感じました。

英検と言えば、来年度の第1回から4級と5級でスピーキングテストが導入されることが、昨日発表されました。3級の二次面接試験の内容から判断すれば、そんなにも大それたものになることはありませんから、小学生の頃から音読などを通して、英語を口に出すことを習慣にしたいですね。
今日はハロウィン。英語学習において、英語圏の文化を知ったり、ゲームや歌などのアクティビティを楽しむことは、英語に触れるきっかけになります。しかし、それは飽くまでも“きっかけ”です。楽しむことは大切ですが、それが主目的なっては本末転倒。単語を覚える、文法を学ぶ、長文を読む。そのような勉強から逃げていたら、いつまでたっても英語ができるようにはなりません。


コメント
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