英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

英文を読むための心構え

2017年10月11日 | 指導現場にて
中学生を指導していて共通することですが、定期テストで英語が70~80点で停滞している中学生の特徴は、英文を読む際、単語の意味をつなげるだけで満足していて、主語(S)と動詞(V)を意識していません。

例えば、He went to the park to enjoy taking a walk. という英文を「彼は公園に行って散歩を楽しんだ」とするか「彼は散歩を楽しむために公園に行った」とするかでは、大きな差があるのです。前者のように訳しても意味が通じますし、良しとする教師もいるかも知れません。しかし、私の経験上、主語と動詞を正しく反映していない解釈は、実力の無さの表れです。

中学レベルの英文であれば、所詮は単語をつなげれば遠からず何となく意味が取れてしまいますが、英文構造を見抜く力がついていないため点数は頭打ちになり、中3になると50~60点くらいに下がり、それ以上伸びません。そして、その姿勢が習慣化すると、高校以降も苦労することになります。

修飾構造を理解し、いかにSとVをとらえようとしているか。その心構えが有るだけで、上級者入りできます。
季節外れの暑い天気が続いています。しかし、日没後の冷え込みはやはり秋ですね。トラスト英語学院からは綺麗な薄明が見られるようになりました。


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