英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

思い出の模試たち

2017年10月13日 | 閑話
高3生が毎週末に模試を受けていて、いよいよ受験勉強も佳境に入りました。現在は代ゼミが模試を行っていないため、河合塾や駿台が中心ですが、私が受験生だった1990年代は“受験戦争”という言葉が闊歩するほどに受験業界は盛り、代ゼミを中心に多くの模試が行われておりました。そこで今日は、私が現役・浪人を通して大学受験生時代に受けていた模試を紹介します。思わず「懐かしい!」と声を上げる方もいらっしゃることを期待して・・・。

【代ゼミ】
・全国総合模試(略称は“全総”)
 年6回行われていた全総は、常に私の勉強の目標でした。

・全国マーク模試

・私大模試
 必ず9月23日と11月23日に行われていた私大受験者必須の模試。

・早大模試
 8月末と11月3日に行われる早大志願者は必ず受けていた模試。

・明治・中央大模試
 私が浪人の時に始まった模試。

【河合塾】
・全統記述模試
 全統模試は今も昔も大学受験生の定番でしょう。代ゼミの模試がなくなった今、その存在価値は増すばかりです。

・全統マーク模試

・早慶レベル模試
 早慶の出題傾向が多少は考慮されているが、ただただ難問で構成されただけの模試。

・全統私大・短大模試

【駿台】
・公開全国模試
 レベルの高い国立志望の駿台生が主に受ける模試。問題も難しいため高い偏差値も出にくいが、その分、合格判定は甘い。

・早大入試実戦模試
 12月最初の日曜日に行われる駿台の早大模試。ここで合格判定が80%出ないと、合格は難しいと言われていた。

【福武書店】
・進研模試
 全国の現役生が受ける模試。進学校でない高校も実力テスト代わりに受けるため、平均点が下がり、高い偏差値が出やすい。

【Z会】
・早大入試即応模試
 早稲田大学本部キャンパスを使って行われた数少ない大学別模試。

【早稲田ゼミナール】
・公開模試
 第7回は、年が明けて行われる唯一の模試。

【早稲田予備校】
・早稲田大模試

・20私大模試

・全私大模試

・私立・国立ぶっちぎり模試

【旺文社】
・大学入試全国模試

【研数学館】
・早大政経学部ターゲット模試
 早大政経だけに的を絞った唯一の模試。用紙の大きさ、フォントまで細部にこだわって作られていた。


共通して言えることは、当時は記述型模試が各予備校の中心であり、受験生たちもその模試での偏差値を基準にしていました。現在はマーク模試が中心ですので、やはり時代が変わってきたということでしょう。

しかし、模試の本当の価値は、受験生がしっかり復習したかで決まります。内容的にどんなに優れた模試でも、受験後の復習が伴わなければ、その受験生にとっては無価値です。模試一回分の復習は、参考書・問題集数冊分に匹敵します。


コメント
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