英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

高校生の英検準1級対策

2018年06月23日 | TOEIC・英検など
今月3日に行われた2018年度第1回実用英語技能検定の問題が英検協会のHPにアップされたので、いつものように1級の語彙問題を解いてみました。

私が英検1級合格時に使用した『Pass単熟語1級』と『1100 WORDS YOU NEED TO KNOW』で今回の語彙問題(25問のうちイディオム問題を除く21問)の正解となった単語の収録率(派生語も含みます)を比較すると、

『Pass単熟語』・・・70%
『1100 WORDS』・・・38%

『Pass単』の正解語彙の収録率の高さはいつものことですが、『1100 WORDS』の収録率が4割近くに行ったのは、ここ4~5年では初めてです。英検1級に合格するには、『Pass単』を基本に据え、そこに載っていない単語はもう一冊の単語集でカバーするか、英字新聞や雑誌などを呼んでであった語彙をカード化するなどしてボキャビルしていくしかありません。

【高校生の準1級語彙問題対策は?】
さて、最近は準1級を受験する高校生が増えてきました。準1級の語彙は大学入試センター試験のレベルを超える単語が求められますので、上述した1級と同様に『Pass単』に取り組もうと考える高校生も多いでしょう。しかし、準1級で問われる語彙は、実は難関大学の長文ではよく目にする語彙が多いのです。『Pass単』をやるのもいいですが、大学受験は英語だけではないので、勉強の負担を増やしてしまうのは事実。そこで、準1級合格を目指す高校生には以下の学習法を薦めます。

①学校指定の単語集など、今取り組んでいる大学受験用の単語集を完璧に仕上げる。

②第一志望の過去問演習や記述型模試の中で出会った未知の単語をカード化して覚える。

準1級の語彙レベルが難しく感じるのは、最初の語彙問題21問です。長文問題の中に出てくる語彙はそこまで難しくはありませんので、語彙レベルに神経質になり過ぎるのは得策ではありません。効率的に勉強して、準1級合格を目指しましょう!


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