長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。
高校では文化祭が終わり、高3生は約2週間後に迫った夏休みに向けて、いよいよ受験モードになってきました。
さて、私が大学受験生だった約30年前は、個人情報などどこ吹く風、全国模試では成績優秀者の実名・高校名・志望大学が、本人の意思など関係なく冊子に掲載されました。現役時代にそこに名前が載ることなどなかったので全く気にしていませんでしたが、浪人して学力が伸び、成績優秀者として自分の名前が載るのが当たり前になって初めて、大学受験で戦わなければいけない本当の相手が、灘、開成、筑駒、日比谷、ラ・サールの生徒たちだと気づきました。
地方の公立進学校によくあることですが、その高校に合格して勝ち組のように思っていた自分が情けなくなりました。都市部の中高一貫校の学力の凄さを知る大学受験生は、地方では皆無と言ってもいいくらい少ないのです。クラスで一番、高校で一番になっても、そんなのはお山の大将、井の中の蛙。目を向けるべきは全国区です。