長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。
毎年、夏休みの勉強法について、多くの大学受験生や保護者の方から相談を受けます。“受験の天王山”とも言われる夏休みは自学の時間を多く確保できるので確かに大切ですが、受験勉強期間全体から考えれば一部に過ぎません。自分の勉強スタイルを固めて、秋以降の基盤を築くことが最も大切です。
夏休みの勉強のポイントを以下にまとめておきます。
① 暗記を徹底する
② 学校の補習や予備校・塾の夏期講習を取り過ぎない
③ これまで受けた模試の解き直しと復習
④ 受験する大学を決定する
⑤ 赤本を解いてもいいが、解きっ放しにしない
⑥ 秋の英検で合格する
夏休みだからこそ、自ら能動的に動く、つまり暗記を徹底する勉強が求められます。規則正しい生活リズムを維持する意味で、朝一番の補習や講習などは良いペースメーカーになりますが、すべてを補習・講習に頼っては本末転倒。夏休みだからといって、身の丈に合わない勉強をしてはなりません。秋以降の飛躍のために、基礎力の養成、つまり、暗記の徹底は絶対です。
第一志望合格のために求められるのは、凡事徹底です。基本事項の暗記を徹底し、英検に合格していなければ、この秋に合格を決める。何事も中途半端に終わらせずに首尾貫徹する姿勢こそが、勉強を通して培われなければなりません。一つずつ小さな結果を積み上げていけば、来春、自ずと大きな結果がもたらされます。