先週の当ブログ記事にも投稿しましたが、夏場の走り込みにもかかわらず VO₂Max(最大酸素摂取量)が58から50と低下し、練習や大会でもパフォーマンスが下がってしまった原因を探ってきました。私が立てた仮説は、夏場のハードなトレーニングによる鉄欠乏性貧血(スポーツ性貧血)でしたが、昨日、先月受けた国保特定健診の血液検査の結果を見て、納得しました。
仮説通り、貧血でした(-_-;)表の右側が昨年のデータ、真ん中が今年のデータですが、赤血球数や血色素量(ヘモグロビン量)等、昨年より大きく減少して「L」マークをいただいてしまいました。特に血清鉄(血液中の鉄分量)は昨年の半分以下になってしまっています。貧血であることは火を見るよりも明らかです。
7月から9月まで一日も休まずに毎日平均14km走り、月間走行距離400km以上が3ヶ月間続きました。しかも、走ったのはほぼ全て午前10時~12時の炎天下。これでは体にダメージがたまるのももっともです。秋以降のフルマラソンでの自己ベスト更新のために良かれと思ってやっていたことが、実は逆効果になっていたという・・・。私はトレーニング中にあまり水分を摂らないので、鉄分を含むミネラルが汗と共に必要以上に排出され、走行距離を増やしたために溶血も進んでしまったと推測されます。
保健師さんからのアドバイス通り、食事とサプリで鉄分を補給しながら、水分もこまめに摂るようにし、しばらくは練習も控え目にします。300km以上だった月間走行距離も、200~250kmに抑えたいと思います。上の表で「C」が付いてしまうと、医療機関で要精密検査となってしまいます。早速、今日の午前中に内科受診の予約を入れましたので、専門医のアドバイスもいただいてきます。
因みに、心電図の結果も出て、心拍数は49で洞性徐脈という診断を受けました。「完全なスポーツ心臓ですね」と保健師さんからお褒め(?)の言葉もいただきました。良くも悪くも日々のトレーニングの成果ですね(^_^;)