年末に楽しみにしているのが、定期講読している The Japan News がその年の日本の10大ニュースを英文で振り返る社説です。一年を振り返ることができるだけでなく、現在の日本で起こっていることを英語で知ることができ、今の日本を伝えるために必要な表現や語彙を身につけられます。また、英文記事のレベルや使用語彙が英検準1級レベル以上なので、英検対策にもなります。
今年の10大ニュースを日本語でまとめておきます。
1位:石川・能登で震度7、津波被害
2位:大谷翔平、メジャー史上初の「50本塁打、50盗塁」
3位:パリ五輪、日本が45個のメダルを獲得
4位:日本銀行、20年ぶりに新紙幣の発行
5位:闇バイト強盗相次ぐ
6位:衆院選で自民・公明の与党が惨敗、過半数割れ
7位:自民新総裁に石破茂氏、首相に就任
8位:日本航空機と海上保安庁の航空機が羽田空港で衝突、炎上
9位:「日本原水爆被害者団体協議会(被団協)」にノーベル平和賞
10位:「紅麹」サプリで健康被害、自主回収
英文記事に出てきている気になった英単語を紹介すると、
fury「激しい怒り;(自然などの)猛威」
tranquility「平穏」
plight「苦境」
subsequent「その後の」
collide with ~「~と衝突する」
agony「苦闘」
devastated「打ちのめされた」
heinous「凶悪な」
vibrant「活気のある」
vigorous「頑健な」
どうです?英検準1級や1級で出てきそうな語彙ばかりですね(^^)
毎年、この10大ニュースでその年を振り返ってきましたが、元旦に起きた出来事が1位になるのは初めてのこと。それだけ、あの地震の被害の甚大さを表しているのだと思います。
この写真は結婚2年目の2000年11月に訪れた能登半島の見附島。今回の地震で崩落が拡大し痩せ細ってしまったそうですが、必ずまた訪れます。