国公立二次試験前期日程が終わり、次は、多くの中3生が受験する3月6日(水)の長野県公立高校後期選抜試験が迫ってきました。地元の進学校である伊那北高校では10名以上も定員割れしている状況ですが、だからと言って受験生全員が受かることを意味している訳でもありませんから、受験生はラストスパートですね。
私自身が中3生だった時の高校入試を振り返ってみると、真っ先に思い出すのが勉強している姿ではなく、近所の後輩とトレーニングしていた時間です。
もともとバレー部で体を動かすことが好きだった私は、中3の秋頃から、受験勉強のため運動不足になっていることに気がつきました。そこで、仲の良かった近所に住む一年下の野球部の後輩が毎晩自主トレをしていると知り、私も一緒にトレーニングに加えてもらうことになりました。
平日も週末も、毎晩9時に彼の家に行きます。まずは準備体操した後、起伏のある周回コースを3周・約2kmほど走り、筋トレに入ります。
当時と変わらず今も残っている周回コースの坂道
金物屋だった彼の家の玄関先には、ダンベル代わりの漬物石が2つ置いてあり、それらを使ってアームカールやサイドレイズを繰り返しました。小一時間ほど体を鍛えたら、近くの酒屋さんの自販機へ出向き、必ずリアルゴールドを買ってプロテイン代わりに飲むのが日課となっていました。
おかげで上腕二頭筋が発達し、入試が近づいたピリピリした雰囲気のクラスで女子に披露して、「すごーい」とチヤホヤされて喜んでいた自分を思い出します(笑)。勉強とトレーニングという規則正しい生活を続けていたため、風邪も引かずに入試を乗り越えられたと思います。受験が終わった後も、高校へ入学する直前までそんな生活を繰り返していました。
単調なことを淡々と毎日続けていたあの頃の習慣って大切だったんだなと、大人になって気づきます。
久しぶりに、あの時走っていた周回コースを走ってみようかな・・・。
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