英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

人生に関わっていく

2015年10月21日 | トラスト英語学院
商工会議所の方と県信保の方が、たまたま同じ日に訪ねて来て下さいました。開業して1年半になりますが、改めて、多くの方に支えられているのだと実感。

最近は推薦入試の過去問解答作成と志願理由書の添削依頼が多くなってきました。生徒の人生に関わっているという充実感は、何物にも変え難いです。

これからも英語指導を通して一人でも多くの方々の人生に関わっていき、やる気と向上心を与えていきたいと思います。


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高2生よ、今こそ赤本を解こう!

2015年10月20日 | 指導現場にて
秋もいよいよ深まり、大学受験は推薦入試のシーズンを迎えます。大学入試センター試験の出願も締め切られたこの時期、高校生からは「赤本(過去問)はいつから解き始めたらいいですか」という質問をよく受けます。

結論から言うと、「遅すぎる!まだ解いていないの?」

高3生には、受験勉強を本格的に始める前、つまり遅くても3年生になる直前の春休みまでには、第一志望の大学の1年分は解いておくように指示するのですが、それを実行に移す生徒は少ないのです。

なぜ、本格的な受験勉強を始める前に過去問を解くか?答えは簡単。第一志望に合格するために、志望校の傾向を知り、その傾向にあわせた勉強方法を組み立てるためです。極端な例を挙げると、慶應義塾大学経済学部では長文しか出題されません。それなのに、いつまでも文法問題演習中心の勉強をしてても、受かるものも受かりません。そのように利用すべき赤本を、ほとんどの受験生が力試しとして、年が明けて入試直前に手をつけるのです。もし、正答率が低かったらどうするのでしょう(まあ、ほとんどがそうなるのですが・・・)。入試が直前に迫っているのに自信を失うだけです。

受験勉強を本格的に始める高2のうちに第一志望の過去問を解き、「1年後にはこの問題に対応できる力をつけよう」という決意のもと、出題傾向に沿った勉強方法を確立していくのです。

かくいう私は、実は高2の時には解いておりませんでした。しかし、浪人したときの4月中に第一志望である早稲田大学政治経済学部の3年分を解き、英語に関しては全て音読を完了していました。自分の母校となるべき大学で出題された英文。暗記してしまおうという意気込みで取り組んだのを覚えています。

高2生諸君!いよいよ君たちが大学受験を意識する番です。目標はいくら高くたって構わない。大切なことは、その高い壁をいかにして越えてやろうか、というヤル気と向上心です。だからこそ今、第一志望の赤本を解こう!


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オン・オフの切り替え

2015年10月19日 | 閑話
今日はTOEIC(=1019)の日です。先日、近所でナンバーが「10-19」の車が走っていて、後を追っかけていた自分に気づきました。ここまでくると病的です(汗)。

さて、昨日は家族で鹿嶺高原に行ってきました。大学4年の時に高校時代の同級生と訪れて以来、20年ぶりです。

甲斐駒ヶ岳(2,967m)と仙丈ヶ岳(3,033m)
紅葉と晩秋の南アルプスの競演。そして、きれいな空気を思いっきり吸って、最高の気分転換になりました。

昨年トラスト英語学院を開業してから日曜日と月曜日の週休二日でしたが、嬉しいことに多くの方から受講の問い合わせをいただき、今年の7月から月曜日も指導を開始しました。体を休める時間が少なくなった分、今まで以上にオンとオフの切り替えが大切だと感じています。

季節は本格的な秋。大学入試は推薦入試の佳境に入っていきます。生徒の人生に関わっているという何物にも変え難い充実感を矜持として、指導に打ち込んでまいります。






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本質をとらえる

2015年10月18日 | 指導現場にて
1999年東京大学(前期)の問題。
文法的な誤りを指摘せよ。
…, although she is possible to have called the fire department.

2005年学習院大学(文学部)の問題。
Our boss is ------- to get along with.
(a) ability (b) impossible (c) incapable (d) unable
東大の問題は、もちろん although it is possible for her to have …に訂正しなければなりませんが、ここで説明するときに「possible は人を主語に取れない」と解説してしまうと、生徒たちは学習院の問題で(d)を選んでしまいます。(正解はもちろん(b))

安易な解説をしてしまっている指導者や参考書が多いのも事実です。しっかりと本質をとらえる勉強が求められます。


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チャンスをつかむ

2015年10月17日 | 心に響く英文
高3の甥っ子が、昨日から約1週間の予定でシンガポールに出かけました。今年の7月に行われた「2015 シンガポールの学生との青少年交流」に参加し、その交流の一環で現地を訪れるのだそうです。7月の交流会以来、甥っ子の中で何かにスイッチが入り、英語の勉強にも今まで以上に真摯な姿勢で取り組むようになりました。来月には大学の推薦入試を控えているにもかかわらずシンガポールを訪問することに、疑問を感じる人もいるかも知れません。しかし、このような機会を逃さずに自分の人生を自らの手で動かしていこうとする行動力は、18歳の彼にとって大学入試以上の経験をさせてくれることでしょう。

How sad it is for a person not to answer when opportunity knocks and to wait the rest of his life for opportunity to knock again.
(チャンスが訪れているのにそれに応えず、その後の人生で再びチャンスが訪れるのを待つなんて、なんて悲しいことだろう)

成蹊大学法学部の入試問題でこんな英文が出されました。自ら行動することでチャンスが訪れ、自分の思った通りの人生になっていきます。


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意志の訓練

2015年10月16日 | 心に響く英文
旺文社『基礎英文問題精講』より。
Training of the will must precede, or at any rate go hand in hand with, that of the mind.
(意志の訓練が知能の訓練に先行するか、あるいはとにかくそれと並行して行われなければならない)
中学生になると、それまでとは比較にならないほど「勉強しなさい!」と、学校でも家庭でも言われるようになります。家庭学習の習慣がない子にとって、これは苦痛以外の何物でもありません。小さい頃から、日々の勉強を習慣化することで中学生以降の成績に相当なブラスの影響を与えます。しかしこの習慣化には強い意志が必要になります。試合で勝つことを一つの目的としてやるスポーツと同じように、勉強でも健全な勝ち癖をつけることが大切のように感じます。勝つには日々の地道なトレーニング=意志の訓練が必要になります。



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勉強と日常

2015年10月15日 | 子育て
学院で育てているアボカドが、ここ数日の秋晴れの太陽の光を受けて影を落としています。
自習に来ていた長男(小6)に見せたら「フィボナッチ数列だね」の一言。ウムム、やるな・・・。

長男に私がフィボナッチ数列を教えた記憶はありませんが、低学年の頃から『算数おもしろ大事典』を読んでいたので知っていたようです。この本と共に『親子で学ぶ数学図鑑』も我が家のリビングの本棚にあって、いつでも手に取れるようになっています。
  
勉強を勉強と感じさせずに、日常生活の中に何気なく取り入れる工夫が大切ですね。ちなみに、地図オタクの長男だけあって、リビングの本棚の大半を占めてるのは地図帳で、30冊近くあります・・・(汗)。


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論理的に考えよう

2015年10月14日 | 子育て
さて、この記事で1,001日連続更新。また新たな気持ちで一日一日を積み上げていきます。

昨日の午前中、長男(小6)の祖父母参観に母を連れて行ってきました。今回は珍しく、総合学習ではなく机で歴史の勉強。テーマは「織田信長はなぜ楽市・楽座を行ったか」です。詰め込みではなく論理的に考えさせる授業は、小学生だと面白い意見が出て盛り上がりますね。
でも、「そもそも全国統一って何?」という先生の質問に答えられた人はいませんでした。私も以前は小中学生に歴史を教えていましたが、言葉として知っていても「幕府って何?」「全国統一って何?」という質問に答えられる小中学生は、残念ながらほとんどいなかったことを思い出しました。

勉強の基本は論理的思考。常にその事項を説明できるように勉強することが大切です。


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1,000日連続更新

2015年10月13日 | 子育て
ブログの連続更新が1,000日となりました。ブログの連続更新の意義については、TOEIC満点にあやかって990日連続更新の時に書いたのでここでは割愛しますが、1,000日という大きな区切りはやはり感慨深いです。何気ないことを続ける大切さを、今後もブログを介して伝えていきたいと思います。

昨日は、次男の幼稚園最後の運動会でした。年少の時は風邪で欠席してしまったので、次男にとっては2回目の運動会でした。
組体操では、普段は5回前後しか跳べなかった縄跳びが17回も跳べ、ピラミッドの見事一番上に立つこともできました。この幼稚園の代名詞でもある鼓笛隊演奏では、納得の演奏とマーチングを見せてくれました。

子どもの成長は速い。親もそれに負けないように「もっと成長しなければ」と感じました。


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微に入り細を穿つ

2015年10月12日 | 英語勉強法
一度解ききった加藤先生の『900点特急Ⅱ』をやり直しています。

これ程の名著は何度も繰り返さないと意味がありません。HUMMERさんが言われる「その著者よりも詳しい」と言えるほどに一冊を使い倒すと、違う世界が見えてきます。
この2~3年のTOEICで上級者を悩ませた問題や語彙が、問題としはもちろんのこと、さりげなく問題文のなかに入っていて、最近のTOEICの傾向が遠慮なく反映されています。公式問題集で難しいと感じた動名詞の名詞的性質についても秀逸な解説が施されています。これについては、また改めて書きたいと思います。


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