英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

継続した先にあるもの

2019年11月21日 | 閑話
当ブログ「英語道」の一日平均UU(ユニークアクセス)は200~250、月間平均PV(ページビュー)は10,000~15,000ですので、ブロガーとしては中級者の仲間入りをした程度でしょう。しかし、毎日アクセスをして下さる読者の方がいることを励みに、2013年1月17日から毎日連続更新を行ってきました。

そして今日のこの更新で、2,500日連続更新となりました。6年10ヶ月の間、一日も怠らずに更新できたことに、我ながら継続力があると自負しております。憲政史上最長となった安倍晋三首相の通算の在職日数2,888日(2019年11月21日)にはまだまだ及びませんが・・・(笑)。

ブログの連続更新のきっかけは、前職の塾に勤めていた時に独立開業をしようと決意した時です。当時は英検1級には合格していましたが、TOEICは970点止まり。独立開業のためには、絶対にTOEIC990点満点を取る必要がありました。そのためには継続的努力が必要と気づき、990点満点を取るまでブログを毎日更新することで継続力を鍛えようと決意しました。そして、連続更新を始めてから1年3ヶ月後、TOEIC990点満点を取得し、と同時に独立してトラスト英語学院を開業することができました。
しかし、継続しているものを止めるのにも勇気が必要で、止めようとすると今度は不安が襲ってきます。結果、毎日更新が当たり前になり、今日を迎えるに至りました。

どんな些細なことでも、継続することほど難しいことはありません。「結果を残したいなら、何でもいいから毎日継続してみろよ!」と生徒たちをよく鼓舞します。腕立て伏せ、懸垂、ピアノ、野球の素振り・・・等々、彼らは「毎日やってみせます」と宣言してくれた。しかし、どうだろう。ちょっと気を抜くと、もうやらなくなっている。そして、また以前と変わらない日々の連続。だから、望む結果を手にできないのです。そんな彼らに範を垂れるべく、連続更新してきたとも言えます。

これからも、毎日更新していくことでしょう。そして、一人でも多くの方に、些細なことを継続していくことの意義に気づいていただき、人生を自分の望む方向へ導いていってもらいたいと思います。

ブログ「英語道」を、これからもよろしくお願い申し上げます。


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独り暮らしの雑感

2019年11月20日 | 閑話
授業で大学入試の過去問を解く時、その大学についてうんちくを垂れます。昨日は徳島大学の英文が出てきたので、「今だったら、地方の国立大学に進学するのも考えるかな。ゆったりとした雰囲気の中で4年間学べるんだから。高校生だった時はそんなこと、微塵も考えなかったけど。親元を一刻も早く離れ、都会のマンションで独り暮らしをしたい一心で勉強したよ」と話しました。

多くの地方高校生がそうであったように、当時の私も東京に憧れ、うるさい親から離れて、独り暮らしをするのが憧れだった。

大学に受かり、23区内、最寄駅から徒歩1分、新築のワンルームマンション、「東京03-」で始まる電話番号も手に入れ、憧れの独り暮らしが始まった。入居当日、引っ越しの手伝いに来てくれた両親が、早く長野に帰らないのもイライラした。

夕方、両親が長野に帰り、独りベッドに横になりながらテレビを見た。やっと手に入れた、自分だけの空間と時間。

なべやかん替え玉入試、若人あきら失踪事件で一色のワイドショー。少しずつ、でも確実に、虚しい何かが募る。でも、それはワイドショーのせいじゃない。

憧れていた、うるさい親のいない、独りだけの生活。そこは楽園のようなはずだった。しかし、そんな妄想は一瞬で崩れ去った。近くに家族がいてこその生活だと・・・。

浪人できたのも、家賃73,000円のワンルームマンションに独り暮らしができたのも、そのマンションで仮面浪人して大学受験をし直して早稲田に合格できたのも、両親が共に個人事業主として働いていてくれたからこそ。そんな当たり前のことに気づくのに、たいして時間はかからなかった。

母と私(早稲田大学入学記念(1992年)アルバムより)
だから、大学4年間の夏休みは実家に必ず長期帰省し、左官である父の仕事を手伝った。朝7時半から夕方5時まで、文字通り汗水流して仕事をした。夕方帰宅すると、食卓には母が準備した夕飯が並び、キンキンに冷えたアサヒスーパードライの大瓶をグラスに注いでくれた。何杯もビールをお代わりする父と私の姿を見て、呆れたように、そしてどこか嬉しく誇らし気な眼差しだった母の顔を忘れることはないだろう。

お互いに家族を思う気持ちがあるからこそ、そこには充実した時間が存在するということに、独り暮らしをして気づけた。


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棒暗記さえしない怠け者たちへ

2019年11月19日 | 指導現場にて
look forward to を「楽しみに待つ」で暗記しても、使えない知識。

look forward to ~ 「~を楽しみに待つ」で暗記しても、まだ使えない。

look forward to ~ing で「~することを楽しみに待つ」で暗記すれば、まだいい方だ。

しかし、~ing は現在分詞なのか、動名詞なのか。そして、なぜ ~ing になるのか。ここまで論理的に考えれば、使える知識となり、正しい英語を駆使することができる。

暗記をする時に、論理性を持たせて覚えれば、覚えやすく忘れづらい。それが出来なかったとしても、棒暗記・丸暗記すればいいだけのこと。しかし、大学受験が間違いなく近づいてくるのに、それすらしない怠け者が多い。

部活や遊びが楽しいのは分かる。しかし、これから経験しなければならない大学受験という現実を直視しない限り、「後悔」の二文字しか刻印されないだろう。

いつまで現実から逃げるのか。
いつから先延ばし主義者を止めるのか。
いつになったら己の人生と向き合うのか。

大学受験を考えている高校生たちよ、勉強せよ。


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普通が幸せ

2019年11月18日 | ランニング・筋トレ
昨日の午前中は、第68回長野県縦断駅伝競走を応援しに、家族で近くの国道まで繰り出しました。応援の後のランチは、近くのガストで、カリウムとビタミンEが豊富なアボカドハンバーグ🥑をいただきました。
最近は外食でもランニングを意識したものを選ぶようになってきました。

郷土を代表するランナーたちの本気の走りを見て触発され、午後は故障明け後5回目のラン。

ペースは気にせず体の赴くままに任せ、とにかく30分間を走り切ることを目的にしました。距離にして5.5kmでしたが、故障箇所に違和感はなく、故障前と同じように走れました。普通に走れることがこんなにも幸せなことなのか・・・。嬉しくて、走り終わった後、少し涙ぐみました。

今から、ここから、再スタートです。


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日の当たる場所

2019年11月17日 | 指導現場にて
英検2級のレベルは「高校卒業程度」。だから、中高生には最低でも英検2級合格を目途にして指導していますが、2級に受かって伸び悩む生徒と、更に伸びていく生徒に別れていきます。

伸び悩む生徒は、合格して満足して、自分自身でそれ以上の負荷をかけていません。すると、「え?2級に合格していても、この程度のことさえ知らないの?」という状況に出くわします。

伸びていく生徒は、当然、2級に合格しても満足せず更に努力を重ねていきます。最近、そんな生徒が増えてきました。関係詞の省略、付帯状況などの複雑な英文構造を難なく瞬時に見抜き、主語と動詞を常にとらえようとするブレない基本姿勢が貫いている。

その証拠として、英検準1級に挑戦する生徒が増え、今回も高2生が合格しました。
誰でも努力すれば、己の人生で日の当たる場所へ出ることができる。そこには、可能性に満ちた無限の世界が広がっています。英語学習や大学受験は、その場所に立つための凝縮されたプロセスです。


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因果応報であるべき大学受験

2019年11月16日 | 2020年大学入試制度改革
本日(11月16日)の信濃毎日新聞朝刊の社説で、大学共通テストの記述式問題について取り上げられました。以下に本文を引用します。
大学共通テスト 記述式も見送るべきだ

およそ50万人が受ける一斉試験の筆記の答案を、人の手で20日間ほどで採点する。そのこと自体、無理があるのは目に見えている。

現在の大学入試センター試験に代わる共通テストで、国語と数学に導入を予定する記述式問題である。採点業務は民間に委託し、1万人規模の採点者には学生アルバイトも含まれる。入試としての公正さを保てるのか。高校、大学、受験生自身から疑問や懸念の声が上がるのは当然だ。

導入見送りが決まった英語の民間試験だけでなく、入試改革のもう一つの柱である記述式問題についても、制度の不備は隠せない。共通テストへの移行そのものを見送り、現場の声を踏まえて議論をやり直すべきだ。

記述式問題の採点は、大勢で分担するほどぶれが生じやすい。極力それをなくそうとすれば、解答に条件を付し、機械的に採点するしかない。そうなると今度は、思考力や表現力を問う記述式の目的から遠ざかってしまう。

限られた人数であれば採点のぶれは生じにくく、出題、解答ともに制約は減る。記述式問題は各大学が個別の試験で課すのが本来だろう。実際、多くの大学が既にそうしている。あえて共通テストで出題する意味は見いだせない。

採点を請け負う業者は、試験の前に設問の内容や正答例を知らされるという。大量の人員を集め、アルバイトにも頼らざるを得ない態勢で、問題漏えいなどの不正を防げるのか。そのための手だても明確になっていない。

自己採点の難しさも指摘されている。試行テストの国語の記述式問題では、実際の採点と一致しない割合が3割に達した。自己採点に基づいて出願する大学を決める受験生への影響は大きい。

国語は、マーク式の問題とは別に記述式の3問を全体で5段階に評価する。その仕組み自体が分かりにくい上、各大学が成績をどう使うのかもはっきりしない。

大学の教員らが共通テストの延期を求める声明を出したほか、高校生たちが4万人を超す署名とともに文部科学省に中止を申し入れている。国会でも野党が導入中止の法案を共同で提出した。

文科省は再来年1月から共通テストを実施する方針を変えていない。国語の記述式問題の成績を2次試験の門前払いには使わないよう国公立大に求めるというが、根本的な不備に目をつむって押し切ろうとする姿勢は、受験生へのしわ寄せを招くだけだ。見送りの判断をためらってはならない。(11月16日)
信濃毎日新聞の社説やコラムは、2020年度大学入試制度改革において首尾一貫して否定的な姿勢を貫いてきました。過去の社説・コラムは以下をお読みください。

民間試験見送り 判断遅れた責任は重い(11月2日)
信濃毎日新聞コラム「斜面」(10月29日)
大学入試改革の混迷 見切り発車を止めねば(9月29日)
英語民間試験 導入を無理押しするな(8月28日)
英語民間試験 今ならまだ立ち止まれる(7月8日)

今日の社説にもあるように、記述式導入の問題点を簡潔にまとめると、以下の5点になります。

①採点の公平性の担保
②記述問題の意義の喪失
③自己採点の難しさ
④問題漏洩の危険性
⑤二段階選抜(=足切り、門前払い)での記述式部分の点数除外

何のための記述式なのか?もはや、そこに導入意義を見出すことはできません。無理なものは無理、良くないものは良くないのであって、単純明快なことです。

努力が確実に点数に反映され、それに見合った大学を受ける。努力したものだけが報われる因果応報の単純な仕組み。全身の共通一次を含めれば40年以上の時間をかけて磨かれてきたセンター試験を、簡単に変えることなどできないのです。


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悪いものは悪い

2019年11月15日 | 2020年大学入試制度改革
来年度から始まる大学入学共通テストで導入される予定の国語の記述式問題について、文科省が大学側に対して、二次試験に進む受験生を選抜する際に、成績を使用しないよう求めることを検討していることが分かりました。簡単に言えば、国語の記述式の点数は除いて、マークシート部分だけの点数で受験生を選抜するということです。

「じゃあ、何のために一次試験である共通テストで記述式を課すの?」という疑問が湧いてくるのは当然のこと。全くもって、論理が破綻しています。

そもそも、50万人以上が一斉に受験し、短期間に正確で公平な採点が必要な一次試験に、記述式を課す意味は無いのです。受験生の思考力・論理力・表現力をみるための記述式論述式出題は、国公立大学二次試験が既にその役割を担っているのだから必要ありません。

「思考力」という美辞麗句に踊らされ、食べられない絵に描いた餅を食べようとしている文科省のやり方には辟易します。

記述式とは言いつつも、採点のブレを防ぐために、思考力を問う出題とは言い難い。そして、採点はアルバイトを使い、問題は前もって採点業者へ知らされる。

こんないい加減な大学入試なんてくそくらえです。大学入学共通テストはすでに破綻しています。悪いものは悪い。昨日は野党が、記述式問題中止法案を衆院に共同提出しました。

これまでの大学入試センター試験のままで何も問題はないのですから、英語の民間試験導入延期に引き続いて、記述式導入も見送り、時間をかけて議論し直すべきです。
信州伊那谷は今シーズン一番の冷え込みとなりました。でも、伊那谷の初冬の朝ほど、凛としたものはありません。大学入試制度もこの景色のように、ピシッと引き締まったものにしてもらいたいです。


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英語道とランニング道

2019年11月14日 | ランニング・筋トレ
今週月曜日にドクターストップが解けて、2週間ぶりにランニングを再開しました。タイムや距離は気にせずに、故障した腸骨稜の様子を見ながら、3日間で10.5kmを走れました。違和感が全くないと言ったら嘘になりますが、走る前後はストレッチに時間をかけ、時間が空いている時もできる限りストレッチをし、整形外科医の指示通り、骨盤・大腿・臀部の筋肉を伸ばし柔らかくすることを心がけています。

次のハーフマラソン大会まで約3週間ありますので、慌てずに、故障前よりもいい状態にしたいと思います。

さて、本ブログのプロフィール写真が6年前に撮ったものだったので、今年9月の信州駒ケ根ハーフマラソンの写真に変更しました。
「英語道」ではなく「ランニング道」的な雰囲気が出ますね(笑)。しかし、英語習得のプロセスは、ランニングで最高の走りをするためのそれと同じ。目標設定、日々の継続、自己肯定。これが結果を残すための3要素です。


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伊那弥生ヶ丘が募集定員減

2019年11月13日 | 指導現場にて
長野県教育委員会が来春実施予定の県立高校入試の募集定員を決定しました。上伊那地域は「第3通学区・南信地区」に属していますが、女子を中心に安定した人気を誇る伊那弥生ヶ丘高校が今年度の240人から40人減の200人に、辰野高校が160人から40人減の120人になりました。

これは、地元の中学3年生たちにとっては大きな衝撃でしょう。昨年、赤穂高校も募集定員を40名減らして120名としていますが、少子化の流れを汲んでのこととはいえ、高校受験生たちにとっては気の抜けない状況ですね。

上伊那地域の県立高校の募集定員と偏差値をまとめておきます。偏差値は「長野県の高校偏差値ランキング2020」によります。
伊那北高校(理数科)40名 偏差値 67
伊那北高校(普通科)200名 偏差値 62
伊那弥生ヶ丘高校 200名 偏差値 55
赤穂高校(普通科)120名 偏差値 50
赤穂高校(商業科)80名 偏差値 46
上伊那農業高校 160名 偏差値 41
辰野高校(普通科)80名 偏差値 40
辰野高校(商業科)40名 偏差値 40
駒ケ根工業高校 120名 偏差値 39
箕輪進修高校 160名 偏差値 39
高遠高校 120名 偏差値 38

伊那弥生ヶ丘高校は今夏の高校野球県大会で準優勝し、それだけでも受験生が増える要因となっています。そこに拍車をかけるような募集定員減。今年度の倍率1.116倍(定員240名に対し268名出願)を超えるのは確実でしょう。その予想のもと、偏差値上位の伊那北や下位の赤穂への出願にも大きな影響が出るのは必至ですが、最終的な出願を決定するのは年が明けてからです。中学3年生は、まだ今は自分の決めた第一志望校合格を目指して、勉強を継続し、日々の努力を積み上げるのみです。


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走ることを純粋に楽しむ

2019年11月12日 | ランニング・筋トレ
骨盤右腸骨稜の故障から2週間。ドクターストップが解けたので、昨日からランニングを再開しました。いつものウェアやギアを身につけるのも2週間ぶりだったので、走る準備をしながら、アツいものが込み上げてきました。
「急に負荷をかけずに、少しずつ」という整形外科医のアドバイスに忠実に従い、まずは6分30秒/kmのスローペースで3kmを走りました。やや前傾、胸を張り、重心は真下、足裏全体で、上下動せずに肩甲骨とランニングエコノミーを意識して・・・などなど、今までの走りを取り戻すべく、基本のフォームを確認しながら走りました。やっぱり、走れることは有難いです。
時を同じくして、9月末に出場した第7回信州駒ケ根ハーフマラソンの写真が届きました。コース高低差120mのきついコースでしたが、自己ベストに近いタイムで走れたこの状態まで戻るにはもう少し時間が必要かも知れません。でも、しばらくはタイムや月間走行距離などは関係無く、走ることを純粋に楽しんでいこうと思います。


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