英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

オープンキャンパスに参加するのはいいけれど・・・

2024年08月21日 | 指導現場にて

信州の学校の夏休みは短く、伊那市の高校も多くが今日から新学期が始まりました。

高校生たちに夏休みの感想を聞くと、高1・2生のほとんどがオープンキャンパスに参加し、第一志望の大学が決まり、「大学や学生街の雰囲気を肌で感じ、やる気が湧きました」「部活中心の今の生活習慣では合格は難しいと思いました」等々、述べてくれました。

ここまでは誰でも出来るんですよね。湧いたやる気をいつまで持続できるか、また、そのやる気を日々の勉強という実際の行動に移して、しかもそれを継続できるか・・・。そこまで出来る人はかなり少なくなります。よく海外旅行から帰国したばかりの人が「今度こそ英語の勉強をしよう」と決意するもののの、3日後にはもう何もしていないのと同じですね(苦笑)。

 

大学受験指導現場に20年以上携わっている経験から言えることですが、オープンキャンパスに行った大学には意外と受からない場合が多いという現実もあります。

オープンキャンパスに行く大学は第一志望の場合が多いので、実力よりも偏差値が高く他大学に比べて受かりづらいということは確かに言えます。しかし、オープンキャンパスに行っただけで満足してしまい、湧いたやる気が時が経つにつれて小さくなり、日々の勉強を継続できず、結局、オープンキャンパスに参加していない第3、第4志望の大学に合格・進学するケースが多いのです。実際のデータは採ってないので感覚的なものになりますが、オープンキャンパスに行った大学に受かる比率は3:7ぐらいな感じです。

言うは易く行うは難し。

したい人、10,000人。

始める人、100人。

続ける人、1人。

厳しい言い方ですが、そんなもんです、人間なんて。でも、それが出来た人だけが結果を残しています。3:7の比率をどこまで逆転させることができるか・・・。指導者としての力量も試されるところです。

話は変わりますが、私が大学受験生だった1990年頃は「オープンキャンパス」という言葉自体が存在しておらず、志望大学の雰囲気を知るには、自分で足を運んで勝手にキャンパスを歩く程度のことしかできませんでした。でも、そっちの方が意外と普段の大学の雰囲気を感じることができるようにも思います。そして、大学の生協に立ち寄って大学名の入ったシャーペンを買って、それを使って勉強をするというのが定番でした。あの頃、早稲田のシャーペン、いっぱい買ったな~(^^)

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自ら英文を追いかける

2024年08月20日 | 英語勉強法

英検や大学入試の長文を読んでいると、「へ~、そうなの!」と新たなことを知れる喜びがあります。

例えば、今年6月に実施された英検2級の長文空所補充の長文では、トウモロコシを育てるとその地域が暑くなるという内容。トウモロコシが育っている時に大気中に水分を放出し、湿度が増すことによって気温をより高く感じさせるそうなのです。普通に考えれば、緑を育てれば環境によくて地球温暖化の進行を抑えられるし、野菜を育てれば地産地消につながり、フードマイルを抑えることができるので、やはり地球にやさしいと思い込んでいたのですが、逆のパターンもあるんですね。

伊那市西箕輪のトウモロコシ畑

実際にトウモロコシ畑で温度を計って、周辺地域と比べてみても面白いかも・・・(^_^;)

 

英語がまだ得意でなかった高校生の頃、英語の長文を読むのが怖かったです。「知らない単語や、分からない英語構文が出てきたらどうしよう」と、いつもビクビクしながら読んでいた記憶があります。これは英文に振り回されている状況です。これではいつまで経っても、正しい内容理解にはつながりません。そうではなく、「この英文を読むことで、どんな新しいことをしれるのだろう」と楽しみにしながら、自分から英文を追いかけるようにすると、理解が深まります。そもそも、母国語ではない他言語を学ぶのは、新たなことを知るために学ぶのですから、いつまでも英文に振り回されず、自分から追いかけていくイメージを持てるようになるといいですね。

 

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2024年のお盆

2024年08月19日 | ランニング・筋トレ

8日間に及ぶお盆休みが終わりました。ここ数年では最も暑いと感じたお盆でしたが、ランニングでもしっかりと距離を踏めました。

日記代わりに、そして、備忘録として、写真と共に振り返っておきます(^^)

 

11日(日)

最高気温35.6℃、11.5kmのラン。

芝生や畑仕事、塾舎の観葉植物の手入れ。

種から育てているズッキーニが順調に生育

 

その後、実家でティータイム。

手作り甘酒が絶品!

 

12日(月)

最高気温36.0℃、18.5kmのラン。

長男が京都から帰省。

畑で採れたトウモロコシが絶品だった。

 

13日(火)

最高気温35.9℃、13.5kmのラン。

数日前から急にテレビが映らなくなり、点検してもらったらアンテナもブースターも経年劣化での故障。全交換と相成りました(・・;)

 

妻が仕事だったので、夜は男軍団で夕食の準備。私は餃子を担当しました。

 

14日(水)

最高気温33.4℃、15.5kmのラン。

ゲリラ豪雨の中を走ったけど、それもまたランの経験値が増すので乙なもの。

夜はテイクアウトのお寿司!

 

15日(木)

最高気温33.7℃、13.3kmのラン。お盆期間中、最も体が重く、走るのを辛く感じた。まあ、こんな時もある。でも走れたのだから良しとする。

夜は家族が集まったので、いつもの「八番館」で焼肉!

 

16日(金)

最高気温32.6℃、14.2kmのラン。

長男の彼女が京都から遊びに来たので、伊那らしい食を堪能してもらいたいと思い、「うしお」でローメンの無茶盛り(6玉)とうしお煮。

「うしお」の代表は同級生ですが、亡くなられたのをこの日の朝刊のお悔やみ欄で知りました。お店の方に挨拶もしてきました。合掌。

 

17日(土)

最高気温34.7℃、5.3kmのラン。

この日の朝刊のお悔やみ欄では、教え子(35歳)の訃報を知りました。ご冥福をお祈りするしかない。

色々と考えさせられるお盆休み。三峰川でBBQしながら、子どもたちには「今年の夏は戻ってこないぞ!」と話した。

 

18日(日)

最高気温35.1℃、15.6kmのラン。

休日最後は諏訪湖ほぼ一周走。なぜほぼ一周かって?ゴールが「ロマネット」(温泉)だったから・・・(^^)

午後2時55分、炎天下、ほぼ無風のスタート。すれ違ったランナーはたったの3名。走るには危険な条件でしたが、滝汗とともに気持ちよく走れました。ラン後は温泉と天丼で締めました(^^)v

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”生きる”って・・・

2024年08月18日 | 閑話

お盆休みも今日まで。

美和湖(伊那市長谷)

お盆中は普段の仕事から離れて、ランニングはもちろんのこと、畑仕事や家の周りの草刈り、庭木の剪定、家族でBBQなど、普段出来ないことに精を出せて充実した時間を過ごせました。でも、ショックなこともありました。朝刊のお悔やみ欄で、一昨日は同級生(52歳)、昨日は教え子(35歳)の訃報を知りました。ご冥福を祈るばかりです。

「”生きる”って、何気ない日常に感謝して過ごすことなのかな・・・」と、人生についても色々と考えさせられたお盆休みです。

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「ジャイアン」ではなく「ジャイア」

2024年08月17日 | 実用英語

お盆休みも後半。台風7号は予想よりも東側の進路を取り、長野県にはほとんど影響はありませんでしたが、8月は4個も台風が発生しています。その原因としてテレビや新聞で紹介されているのが「モンスーンジャイア」と呼ばれる風の流れです。

「ジャイア」は gyre という英語で、「渦、回転(運動)」の意味です。数年前、南太平洋環流(South Pacific Gyre)の影響で、世界遺産でもある太平洋の無人島・ヘンダーソン島に世界中の海洋ゴミが集まって来ているという英字新聞の記事で、gyre という英単語を覚えました。

ドラえもんの「ジャイアン」とは違いますので、気をつけましょう(笑)。因みに、上図にある「反時計回り」は anticlockwise もしくは counterclockwise ですので、一緒に覚えておきたいですね(^^)v

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ハナトラノオとお盆

2024年08月16日 | 閑話

庭のハナトラノオが、毎年、お盆に合わせたかのように綺麗に咲いてくれます。

私は18日までお休みですが、お盆は今日までですね。台風が近づいているせいか、風は秋風のように感じます。お盆を過ぎると日も短くなったと実感するのも毎年のこと。

さあ、来年の大学受験に向けて、秋の陣が始まります。

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Time goes by.

2024年08月15日 | 閑話

2012年8月12日、高校時代の同窓会を大々的に開催しました。当時は40歳。同級生もみな仕事で要職に就き始め、子育ても大変な時期になり、まさに社会人として脂が乗り始める年齢でした。

あれから12年が経ち、当たり前ですが、みな五十路に突入しました。アッという間の12年。干支が一回りしたことになります。あの時の同窓会から3日後の2012年8月15日に撮影した写真がFacebookの「思い出」で出てきました。

この写真は、当時小学3年だった長男の夏休みの研究で写真が必要になり、カメラ屋さんでプリントした帰りに撮ったものだと記憶しています。8歳だった長男は、今日は市が主催する「伊那市二十歳のつどい」に参加する予定です。

時の経つ速さを感じざるを得ないお盆です。

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継続の証

2024年08月14日 | ランニング・筋トレ

お盆休みもルーティンを崩さずに走り込んでいます。夕立になりそうで太陽が雲に隠れる午後3時以降に走ることが多いですが、太陽が出ていなくても体感の暑さと湿度は相変わらずなので、滝汗を流してしまいます。

それでも順調に距離を踏めて、昨日時点で今月の走行距離が185.5kmとなり、ランニングウォッチ GARMIN からこんなバッジが届きました。

これは1日1万歩のランニングを30日連続で記録するともらえるバッジです。「10KADAY」の「K」は「1,000」で、「10,000 A DAY」で「1日当たり10,000歩」を意味します。

私の場合、1万歩は約12kmですので、12kmのランニングを1ヶ月続けなければなりません。先月は420km走りましたので、この暑い夏に走り込んだ継続の証ですね。

今日は終日の曇り予報。いつもより走りやすいかも知れません。

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夏が来れば思い出す~♬

2024年08月13日 | 閑話

お盆に入り、長野県の小中高の夏休みは残すところ一週間程度となりました。

受験生は勉強中心の夏休みを過ごしていると思われますが、私自身の>中3の夏休みをいつも思い出します。

まず、朝6:30には、おにぎり持参で、小学校から通っていた英語塾にいました。塾の先生がお味噌汁を出してくれるので、そこで朝食を取りながら英語の勉強をします。10:00に終了し、帰宅。お昼まで自宅にて勉強。昼食後、自習という名目で再び塾に出向き、16:00ごろまで理系科目を勉強。アルバイトで指導に来ていた信州大学農学部の学生や、塾の先生の息子さん(伊那北高校生)が、わからないところの質問に応えてくれました。中学3年間は合唱コンクールの伴奏を引き受けていたため、夕食まではピアノ教室に通い、指導を受けていました。1時間余りピアノと向かい合ったのち、帰宅して夕食。そして夕食後はただひたすら勉強・・・。

以上のようなスケジュールで中3の夏休みは過ぎていきました。その結果、夏休み明けの実力テストでは一年間で最も良い結果を残すことができました。

「やるべきことは必ずやる」と覚悟を決めて過ごせば、夏休みは必ず充実します。まだ一週間程度はある夏休み。全ての受験生に充実感を持って終えてもらいたいと願います。

そして、夏の写真と言えば、上伊那郡中川村 小渋ダム堰堤より撮影したこの一枚。高1の夏休みにクラス全員でキャンプに行った桑原キャンプ場が気に入り、以降、大学を卒業するまでほぼ毎年、夏にキャンプに行っていた中川村。大学4年の夏休みには、父の仕事のアルバイトで、小渋ダムの管理棟の改修工事に携わり、まさにこの写真の景色を見ながら現場作業に汗を流していました。

この景色は青春を思い出させてくれる一枚でもあります。

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3年経っても・・・

2024年08月12日 | 実用英語

パリオリンピックが終わりました。

昨日の女子マラソンの鈴木優花選手の走りには勇気をもらいました。オリンピック史上最も過酷と言われるコースでの自己ベスト更新と6位入賞。筋肉質の引き締まった体で、体幹のブレないフォームは、市民ランナーとして見習うべきところばかりです。

さて、感動の試合やレースがあった一方で、アスリートに対する誹謗中傷も問題になりました。

 

当ブログの過去記事を調べていましたら、3年前の東京オリンピックの時も特にSNS上での中傷がひどく、troll(誹謗中傷)vitriolic(辛辣な)という英単語を紹介しておりました。

Seattle の Fremont のトロール(2002年8月17日 撮影)

3年経っても同じことを繰り返している、変わらない社会。人間って愚かですね。

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