英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

頑張っていれば・・・

2024年08月11日 | ランニング・筋トレ

8月も上旬が過ぎました。今月も月間走行距離400kmを目指して、この10日間で142kmを走ることができました。

最近のお気に入りは、ラン後のトマトジュース🍅!

 

いつものご近所周回コースを走っていると、4~5歳の男の子から「あの人、また走っているよ!」と声をかけられ、自転車に乗っていた中学生と思われる3人組の男子からは「頑張ってくださーーい!」とエールを送られました。

いずれも右手を上げて「ウィース!ありがとー!」と応えました。

目標に向かって頑張っていれば、誰かが必ず見てくれていて、応援してくれる・・・。そんなことを感じた、8月上旬の炎天下のラン。

 

今日からお盆休みですが、お盆中もコツコツと積み上げます。

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「黙祷を捧げる」を英語で言うと?

2024年08月10日 | 実用英語

物ごころついたころから、毎年8月6日の8時15分、9日の11時02分、15日の正午に、サイレンに合わせて黙祷を捧げています。

長男(9歳)と次男(3歳)(2013年8月9日 撮影)

 

昨日は天竜川の堤防道路をランニングをしている最中でしたが、立ち止まり、帽子を脱ぎ、南の方角へ向かって一分間の黙祷を捧げました。

 

さて、「黙祷を捧げる」は英語で何と言うのでしょうか?

 

offer a silent prayer

observe a moment of silence

 

この2つが一般的でしょう。

関連表現として、accept one's condolences(お悔やみを申し上げる)も覚えておきたい表現です。冠婚葬祭の場で使いこなせる英語力こそ本物です。

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本気の勉強とは?

2024年08月09日 | 指導現場にて

日中は35℃前後まで気温が上がり、夕方からは夕立に見舞われるという、以下にも夏らしい日々が続きます。

夏空です(^^)/

 

夏休み。高3生たちは受験勉強に余念のない日々を送っていると思われますが、トラスト英語学院では毎年7月の最終週に「大学受験 基本イディオム・語彙100問チェック」を行っています。これは、入塾時から毎回の授業で「英語の基本は語彙力。英単語は当然、イディオムを今からどんどん覚えていかないと間に合わないぞ」と暗記に発破をかけているのですが、生徒たちはなかなか重い腰を上げないため、現状を認識させるために行うものです。

全ての生徒に入塾時から毎回の授業で「どうだ、暗記は進んでいるかい?」と聞いても、「なかなか覚えられません」と要領を得ない返事。単語集の『LEAP』やイディオムがまとまっている『Vintage』などを見ても新品同様で、危機感の微塵もない様に見えます。

「本人は頑張りに対して結果がついてきていないことに焦りというか、虚無感を覚えてしまっているようです」とコメントされる保護者の方もいましたが、果たして本当に頑張っているのでしょうか?第一志望の大学に合格したいと、本気で勉強しているのでしょうか?

 

今年も先月末に「100問チェック」を行いました。一つ1点で100個出題し、90点以上を合格としているのですが、英検準1級に合格している生徒ですら70点台、最も低い生徒はたったの3点でした。そんな状況で大学受験に向かおうとしていること自体、おかしいです。超基本的なイディオムすら知らないのに大学受験に臨むのは、武器を持たずに丸腰で戦場に行くようなものです。

「解答を渡すから、丸暗記しなさい。90点以上取れるまで再テストする。問題の順番も内容も変えない。昨年までのデータから2回目で90点以上を取れなかった生徒は、一人の例外もなく、第一志望の大学には合格できていない。だから必ず次回までに丸暗記してきなさい」と説諭します。

するとどうでしょう。全員が本気になって暗記して再テストに臨み、ほとんどが満点近い点数を取ります。わずか100個でも暗記できたという充実感を、生徒の表情から見て取れます。

ここから分かることは、みなこれまで本気で暗記に取り組んでいなかった、やっていなかった、頑張っていなかった、ということです。頑張ってないのに虚無感を覚えるのは、おかしなことです。

大学受験生諸君、もう一度、普段の勉強内容を振り返ってみよう。問題を解くことを勉強だと勘違いしていないかい?問題を解くこと自体は悪いことじゃない。その問題の答え合わせをして、○や✖をつけただけで終わっていないかい?正解していたらそれでOKなのかい?不正解の問題はなぜ間違ったのか、暗記しておくべきことが何だったのか確認したのかい?

大切なのは、復習を何度もし、解答へのプロセスを第三者に明確に説明できるまで理解し、暗記すべきことを暗記するということ。勉強の基本は暗記だということを忘れてはいけません。

さあ、今から、今日から本気で、本当の勉強に取り組もう。

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いつだって人は変われる

2024年08月08日 | ランニング・筋トレ

一昨日、仕事から帰宅した際の空腹時のデータを、久しぶりに体組成計で計りました。

身長 170.0cm

体重 56.6kg

体脂肪率 12.8%

骨格筋率 41.3%

体年齢 28歳

体重は昨年からずっと59.0kg前後で推移していましたが、56kg台になっていました。そして何より、ランニングと筋トレを始めた2016年以来、体脂肪率が初の12%台を記録しました。

骨格筋率も過去最高を記録。

実年齢(52歳)-体年齢(28歳)=24歳も過去最高の値です。

この3ヶ月間で1,000km以上走り、特に先月は豪雨や猛暑の中を420km走り込んだので、体が絞れてきているのは自分でも何となく分かっていました。でも、 日々のトレーニングの成果が数字として如実に表れると嬉しいですね。

やはり、行動に移し、日々継続し、己を鍛えると、必ず成果が表れます。52歳の私でも体を変えることができたのですから。

 

「英語ができない」「英検に受からない」「偏差値が伸びない」と嘆いている生徒諸君、本当に勉強をやっていますか?手元の英単語集や『Vintage』、新品同様のきれいなままでないですか?汚れてますか?完璧に覚えましたか?精読した既習英文を毎日10回以上音読してますか?

授業を受けただけ、「できない」と嘆いているだけでは、一生何も変わらないよ。

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「となりのトトロ」カンタのお婆ちゃんのセリフ

2024年08月07日 | 閑話

自宅敷地の3分の1を占める畑で、夏野菜が順調に生育しています。

ミニトマト

 

枝豆

 

オクラ

 

ニンジン

 

ズッキーニ

日中は猛暑で夕方からはゲリラ豪雨の日が多く、野菜たちには最高の生育環境ですが、それは雑草にとってもしかり。畑全体を一気に手入れするのは無理なので、毎朝30分くらいずつ手をかけるようにしています。

自宅の畑で採れた旬な無農薬野菜を食べると、体が健康になるのを実感できます。

「ばあちゃんの畑のもんを食べりゃ、すぐ元気になっちゃうよ」・・・となりのトトロに出てくるカンタのお婆ちゃんのセリフが、脳裏をよぎります(*^_^*)

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34年前のあの日に

2024年08月06日 | 閑話

夏になると必ず思い出す、ちょうど34年前の1990(平成2)年8月6日のソフトボール大会。

浪人生活を送っていた代々木ゼミナール南平寮。受験勉強の他に、代ゼミの寮対抗ソフトボール大会に燃えていた夏だった。都心近くにある世田谷寮と、八王子近くの日野市にある我が南平寮との、伝統の寮対抗ソフトボール大会。なぜか世田谷寮に対してライバル心を掻き立てられ、受験勉強以上に練習に力が入った(笑)。

私は一応野球経験者で足も速かったので1番・ショートを任せられ、日曜日はよくみんなで浅川の河川敷グランドを借りて練習をした。ロゴ入りTシャツのユニフォームを作ったり、打席に立った時の一人一人の応援歌まで作ったりした。

大会の会場は確か府中市の多摩川河川敷のグラウンド。アメダスで当日の府中市の最高気温を調べてみると34.2℃だった。あの日も暑かったんだな~。

この写真に写っている数名とはFacebookを通して、いまだに交流があります。上半身は裸で後方に立っている寮のチューターさんは、今は某大学の教授をされています。

その一方で、音信不通になってしまったままの友人も。今、再会できたら、一晩語り明かしても、話は尽きないでしょう。


代ゼミ南平寮で過ごしたあの一年。浅川の河川敷でのソフトボール練習にBBQ。南平駅前のダイクマ、ハルピン、ホームラン軒、ホンキートンク、中大学生寮。サンエブリ、寮正門正面のコピー屋さん、ジョナサン、北野街道、南平丘陵公園。そして、将来の何の保証も確証もない浪人時代に、日々勉強に取り組み、夢をアツく語り合った仲間たち。

あの頃、楽しかったな・・・。

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毎日のルーティンにこだわる

2024年08月05日 | 英語勉強法

暑い日が続きます。伊那市も8月に入って4日連続、今年9回目の猛暑日となっています。

「災害級の暑さです。不要不急の外出や屋外での運動は控えて下さい」と、メディアでよく耳にしますが、私の周りのランナーたちは、暑いと逆に走る距離が伸びています。まあ、それだけ変態的であるとも言えますが。

かく言う私も先月は420kmを走り、今月も昨日までの4日間で58kmを走りました。日曜日の昨日は3時間以上も草刈りや畑仕事をして、最も暑い午後2時半過ぎから14kmを走ったのですが、ランニングを始める前の自分では到底考えられない体力です。継続の力は偉大だと、実感しています。

英語の勉強も、毎日これだけやるというルーティンを何があっても継続していくと、それが当たり前になり、気づいた時は揺るぎない基礎力となっています。大切なことは、何があってもサボらないこと。とにかく継続すること。「今日くらいはやらなくてもいいかな」「明日まとめてやればいいや」というちょっとした妥協からルーティンが崩れ、以前と変わらない自分に戻ってしまいます。

私の英語学習の毎日のルーティンは、6年近く続いている『新・基本英文700選』の100英文音読と、12年近く続いているTOEICパート3・4の各スクリプト・1セット10回音読(計20回)。一日もサボらずに続けているので、やらないなんて考えられません。どれだけルーティンにこだわれるか。継続力が培われるポイントです。

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無罪のポンデリング

2024年08月04日 | 指導現場にて

一昨日の高1女子との授業。Judging from what he said, he seems to be innocent. という文章が出てきたので、「innocent(無罪の)の反意語は?」と質問しました。

すると、彼女はしばし考えた後、「nocent ?」と答えてくれました。

nocent という英単語は存在するものの、まずもってお目にかかることはありませんので、guilty(有罪の)で覚えるのが一般的です。しかし、反意語を表す接頭辞 in- を理解していた彼女の発想の柔らかさに、脱帽です(笑)。

 

発想の柔らかさナンバーワンと言えばこれです。

数年前、早稲田大学文学部の長文で出てきた英文 I lay very wide awake, pondering over it. をある高校生に訳させたところ、

「『私はぱっちりと目を開けて横になっていた。そして、・・・』??? 先生、ポンデリングって、ドーナツですか?」

 

生徒たちの発想は、いつだって自由です(^^)/

 
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ピアノ教室に通うだけでは弾けるようにはならない

2024年08月03日 | 指導現場にて

夏休みに入る直前、各高校では三者面談が行われましたが、それに合わせて当塾でも生徒たちに志望大学調査を行いました。一ヶ月以上も前から「7月下旬に志望大学調査をするから、特に高1生は目指す大学に見当をつけておこう」と指示しておきました。

そして、先月末に志望大学を記入してもらいました。高1生たちはまだ大学や大学入試制度に詳しくないながらも、医学部を目指す者、公務員になるために法学部を目指す者、昔から憧れていた早稲田を目指す者・・・。志望大学も志望理由も十人十色で、目標設定ができつつあると一安心しかけたのですが・・・。

では、第一志望の大学に合格するための勉強姿勢はどうなのか?目標は高いけど行動が伴っていないことに首を傾げたくなります。

高1生には全員に文法を徹底させるため、文型から始まり、時制、助動詞、受動態、不定詞、動名詞、分詞、関係詞と順を追って一つずつ丁寧に指導していますが、例えば、5文型を言わせてもスムーズに言えず、They say that she lives abroad. と They say that she lived abroad. という英文をそれぞれ2通りの受動態に書き換えさせても、解答に詰まってしまう生徒がほとんどです。すべて教えたにもかかわらず・・・。

復習と重要事項の暗記を徹底していないのです。つまり、授業を受けただけで満足してしまって、英語ができるようになると勘違いしているのです。

ピアノ教室に通うだけでピアノが弾けるようになるのでしょうか。練習法やフォームの動画を見ただけでフルマラソンを完走できるのでしょうか。

因みに、上述した書き換えの答えは以下の通りです。

・They say that she lives abroad.

 = It is said that she lives abroad.

 = She is said to live abroad.

・They say that she lived abroad.

 = It is said that she lived abroad.

 = She is said to have lived abroad.

英語の指導者の中には、「今の時代にこのような書き換え問題は入試に出題されないし、もっと実践的な長文の読み方を指導すべきだ」と言われる方も少なからずいるでしょう。

でも、こういう文法知識を使って英文を使い回すトレーニングができてないと、その英語力は砂上の楼閣です。例えるなら、一流のサッカー選手は、リフティングもめちゃくちゃ上手いです。ボールを自由自在に使い回せるからです。英語だって同じですよ。

 

学校の授業でも予備校や塾の授業でも、まずは習ったことを徹底して復習する。そして、暗記すべきことは暗記する。そんな当たり前のことを繰り返せないから、目標が達成できないのです。

この2~3週間、ほとんどの高1生に厳しい言葉を投げかけました。このままの勉強姿勢でいいのか、と。第一志望の大学に合格するために、軌道修正するのは今しかありません。大学受験はもう始まっているのですから。

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才能をも凌駕する努力

2024年08月02日 | 指導現場にて

先月25日に投稿した記事「塾長としてのボヤキ」。同内容を、毎月末に発行している塾内新聞「The Trust Times」にも載せて各家庭にお渡ししたのですが、小学校の校長先生も歴任された保護者の方から次のようなコメントをいただきました。

「拝読しました。先生が書かれている通りだと、大いに納得しました。オリンピックの柔道・永瀬選手の姿とも重なりました」

 

パリオリンピック柔道男子81キロ級で、連覇を果たした永瀬貴規選手。男子81キロ級での連覇は、オリンピック史上初の快挙です。その恩師の松本太一さんは、永瀬選手を「凡人のヒーロー」と評しています。そして、「持っている才能なら、上回る子はたくさん見てきた。永瀬は素直さと勤勉さで強くなった。努力次第で夢をつかめると証明した。周りの人からは異常と言われるけど、その積み重ねが自分を作っていることを本人もわかっている」と述べられています。

 

やると決めたら、意地でも継続する。平凡でつまらないことでも毎日続けることで、気づいた時には新たな自分を創ってくれています。

凡事徹底。日々の継続。努力は才能を上回ります。

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