実はこんなことがありました。
毎朝通勤時に給油しているガソリンスタンドですが、品質に問題があるのでは? と思うことがありました。
このガソリンスタンド長い間お世話になっていますが、衛生的で管理がよく行き届いています。
しかし、そこで不思議な事がありました。
普段の管理状態からこのスタンド自体に問題あるとは思いませんがこんな話です。
以前から調子の悪かった私のバイク、自分自身では電装系トラブルのような、メカ系トラブルのような。 キャブか? といろいろ細かなところでいじってはいたのですが、まったく改善がみられず、つい最近はアクセルターンもどきの転倒までやらかして、バイクとひざを破損したりしていたわけです。
しかし、「なんかこれはおかしい?」ということで、タンクが空になったのを待ち、いつもと違うガソリンスタンドで給油してみたわけです。
すると「あれ!?」という感じともに、やたらエンジンの調子がいい・・・・そんな馬鹿な?と思うのが人間ですから、取り合えずそれが空になるまで乗って、再びいつものスタンドで給油。
とたんに低速が(もたつき)吹けなくなり、アイドリングも安定しない。
「これって変だろ!」と一度では信じない私は再び空にして他のスタンドで給油、やはりエンジンが絶好調。
この時点で確信、「混ぜものか~?」、
結局3回ほどこれを繰り返して、間違いない事を確認。
、その上で其スタンドに行って「ガソリンに混ぜものしてない?」とそこの店員に直接聞いたわけです。 「しています」なんて言うわけ有りませんが・・・
セルフのスタンドという事もあって、奥の控え室?からでて来たアルバイトらしき店員は無愛想、まともな従業員なら品質の事を問われれば経営そのものに関わる重大問題でもあるためにぶっ飛ぶのが普通なわけですが、そこは所詮バイト。
「こりゃ駄目だ・・・・」とアンちゃんに石油会社の品質管理部の連絡先を聞いてこの場は去りました。
中国の食品問題や、偽装、混ぜ物、消費期限のねつ造など、非常に多くの問題が発生している昨今、まさかと思いながらも、そこのスタンドで入れると確実にエンジンの調子がおかしくなる事実は曲げようがない。
ちなみにバイトのアンちゃんがメモでくれた電話番号はなぜか石油配送センターの電話番号。
「出たよ~・・・・・」と思いつつ、そこに電話して本社の品質管理もしくはクレーム受け付けの連絡先を聞きだして早速連絡。
電話に出たお姉さんにさらりと一連の不思議な現象を報告したのですが、すぐに専門担当者から過剰反応気味で連絡が来て、其の担当者の話では「出来るだけ早く品質検査をして結果報告します」との事でした。
まあ、こちらも検査の結果に問題が無いのであれば単に其の石油会社のガソリンが私のバイクにあわない?ということで、他のところでこの先給油するしか無いわけです。
電話の雰囲気からして内部騒ぎになっているような感じを受けながらも、連日経過報告の連絡をしてくるこの会社の姿勢に敬服(とてもきちんとしています)。
でも一応用心し、一週間近くはそこでガソリンを入れませんでした。
やがて担当者から、「ガソリンの品質検査の結果、問題は見当たりませんでした」という報告がきて、「それじゃ私のバイクだけは御社のガソリンと適合しないのですかね?」と少し意地悪に言ってみましたが、「それは・・・・」と口をつぐんで答えに困っている様子。
私自身嫌がらせをするつもりなど毛頭ありませんし、これまでの会社側の対応姿勢が素晴しかった為にそれ以上は言わずに、「ご苦労様でした」といって電話を切りました。
そんでもって何がしかの変化があっただろうか? と久しぶりにこのスタンドでガソリンを入れたのですが、走り出してすぐに「はっ!」と感じるほどの変化、「エンジンの調子がスゲーいいじゃん!」ということ。
翌日朝のエンジン始動は一発、そしてすぐにアイドリングが安定し、走り出しの際に吹けにくい現象は完全に消滅、フル加速の後に必ずカブリ気味になっていた現象も全く無くなり、快調そのもの。
3度も続けてテストし、このスタンドで給油すると明らかにおかしくなっていたはずが、まったく問題ありません。
ただ、その不思議な変化の変わり目は私の電話を境にしてという事実があることも間違い有りません。
「まあ、そんなもんだよな(何が?)・・・・・」と思うわけですが、たまたまそうだったのか?それともXXXXXかということは私にも分かりません。
ただこちらとしては問題なく走ればそれでよく、それ以上を求めよう等とは思ってもいません。
会社という組織は人間の集合体であり、また利益追求のための集団組織でもある。
組織が巨大になればなるほど色々な事があるのが当然で、ゆえにきちんと正せるなら其の会社の経営は健全であるということです。