現在時刻は朝の6時を少しまわったところ、もうすぐ仕事時間だけれど、通勤で雨にぬれたヘルメットやバイク用ジャケットなんかは平然と室内に置いてある。
ほうれん草がどうのとか言っているけれど、僕自身は平然としているし、帰りはさらに強い雨の中をこれまた当然の様に濡れて帰宅する。
被爆がどうのとか、考え始めればきり無いけれど、マスコミが如何にして危機感あおって騒ぎを盛り立てようとしても、これまで何度も繰り返されてきた視聴率、聴取率、発行部数アップの為の報道に乗せられるつもりなど全く無い。
昨年の新型インフルエンザひとつとっても、大騒ぎしていたのは日本だけで、そのために用意された膨大な数のワクチンはほとんど消費されること無く終わり、それを購入するのに支払われたこれまた膨大な血税が廃棄されたと考えてよい。
いくら放射性物質を含む粉塵や水蒸気が出ようが、大気は常に動き、最終的には拡散して、ラドン温泉やマンションの構造体であるコンクリートから放射される値や、飛行機にのって飛んでいる間に体へ受ける値よりはるかに小さな数値となって行く。
原子炉から立ち上る煙や蒸気は濃度が濃くなれば当然高い数値をセンサーに与える、しかしながらその数秒後にはいきなり問題ないレベルにまで落ちたりもする。
雨がふれば粉塵は地に落ちるし、地に落ちた放射性物質は地面にしみこみ川となり、海へとそそがれ、最終的には採掘元である地球の構成物質として帰っていく。
高い放射の影響を継続して受けるのは、原子炉周辺、しかも容器そのものを中心としたエリアであるが、それ以外のところは粉々に散った物質が風に運ばれながら、空気中の水分に溶け込んで浮遊する。
体内に蓄積といわれても、放射性物質そのものは極普通に自然界に存在するものでもあって、特に日本人の食卓には平然と上がって食べられてるし、家などはほぼ毎日味噌汁の具の含有構成物質として存在している。
雨で落ちた汚染物質が野菜にどうのと騒いでも、それをみて不安な気持ちにさせられているマンション住民や鉄筋のビルで仕事している人々はすぐ横にある壁そのものが放射線を出しているとは知らないし、それを意識して暮らしているわけでもない。
マスコミというのは、マスゴミ と言われるように、とにかく少しでも誇張拡大、おもしろおかしく騒げるネタを探し回っている。
一度売れると判断すればいくらでも大騒ぎし、やがては変造、捏造、歪曲、記事としての商品価値がなくなるまでやり続け、
やがて次のネタが見つかればそれまでの事等何も無かったかのようにうっちゃる。
騒ぎというのは厄介なもので、それに関する知識が無ければ、マスゴミがはやし立てる言葉をそのまま鵜呑みにし、自分の頭の中で
それを増幅して考えるものだから、いくらでも怖くなるし、恐ろしくもなる。
常に冷静そして平常心でいられるには、すこしでもそれに関する知識を自分の力で吸収することだ。
事前に出来ずとも、事が起きてからでもほとんど間に合うし、ありったけの知識をわずかでも取り入れる為の努力をすれば、何が正しくて、何が嘘なのかは段々と分かってくる。
とうぜんゴミ達のまき散らす害もよく分かってくる。
原発事故をさも核ミサイルでも打ち込まれたかのようにはしゃいでいるが、これなどは原子炉に使用されている燃料であるペレットがどう造られ、それを元に原子炉の構造、そして震災で確実に作動した停止装置とその後のなぜ炉が加熱したのか?、さらに副次的に起きた水素爆発はどう関係しているのか? を知るとその流れが特別な物では無い事は分かるし、互いの関係と』危険性というのも分かる
そして多くの人が誤解している核爆発(臨界状態)が起きている? もしくは起きるのではないか? という誤解は、上記のことを元にするとどういった結果が出るかは容易に分かる。
多くの人が一色単に考えているメルトダウンと臨界、さらには核爆発では全く違うこともだ。
ガソリンも無く、行楽に行くような浮かれた気分でもない休日であるなら、図書館にいってこうした関係の本を5,6さつ読み込むことで不安もだいぶ取り除けるだろうし、その分気持ちも楽になる。
場合によってはそのまま居眠りしたりするかもしれないが・・・