金金金金金金、右も左も、儲けがどうとか、収益がどうとか、
ただひたすら、金儲けの為の道具に成り下がった技術。
本当は人を助ける為の技術、
お金は、人を幸せにした事の、その見返りとしての心からもたらされる、ささやかな物だったはず。
それをいつの間にか忘れてしまったこの国が、唯一世界に羽ばたく事が出来た最大の力。
それは 工業技術力 ではないのだろうか?
第二次大戦で日本が敗退した最大の原因、それは技術を笑いものにして、根性論を神がかりにまで高めた結果の果て・・・・
その最大の教訓はいずこへ
今の日本は、勉強は優秀(例アメリカ式経営を学んだとか?)なれど人間的にペケな経営者が、 現場(エンジニア達の設計や開発努力)を軽視して、、
また、その血のにじむような努力に乗っけてもらって(ただ乗り)いる事を忘れて、ハバ効かす。
ブラック企業の経営サイドも然り。
まるで無賃乗車経営で、黙っていても自動的に物が売れていた時代を特段苦労せず過してきた、口先営業とエリートやらで構成された役員達の情熱は、
互いの脚を引っ張り合う事と、高級な給与を得る事だけに注がれ、その反面、まじめに働いている物達の手取りは驚くほど薄い。
これって旧日本軍がやってきた事と全く同じ構図になってはいないだろうか?
第二次大戦後の経済戦争にて勝利街道をばく進し、その後は一転して敗北を続けているこの国の姿、
それは、ミッドウェイ海戦(ソフトウェアで大敗)で大敗したこの国が、
後に凄惨なバンザイ突撃(株や先物、金融に手を出して大損したり、巨額な赤字会社を欺し買いさせられたり)を繰り返している姿に重なってならない。
東芝(僕はこの会社が大嫌いですが)の崩壊(あたかも空母信濃が沈められたような)を横目で見ながら、
あと数十年後に、この国を支えているた物を次々失った後の姿は、 果たしてどうなってしまうのだろうか?
なんて憂いだりしている自分もいたりするんです。