予算カットの関係で、「仕事部屋のカーペットは、自分で掃除しろ(洗え)!」てなことになったのはだいぶ前から。
そこで、若衆が買ってきてくれた専用マシンを時々使っていた僕ですが、「壊れた・・・」 あ~これだもんな~~~~~
絨毯カーペットは、掃除機で吸うだけじゃあ汚れが取り切れないのは当然で、このマシンは洗剤と水を自動的に噴射、同時に本体裏の回転ブラシでガリガリと引っ掻きながら泥水を吸ってくれるという便利物?なんです。
で、今年の春(土埃のシーズン)も過ぎ、久しぶりに床を綺麗にしようかな!と引っ張り出してきたら、
なんと動かん!
症状は、洗浄用の水が噴射されずに、ブラシも回らん。
まじかよ~ と思いつつ、本体サイドのベルトケースカバーを開けてみたら、 案の定、切れていた。
アメリカ製の”悪い処”がお手本的に丸出しなのが、この切れていたのが”ただのゴムベルト”だということ。
緑色の左がモーター、右がブラシを回しているのですけどね、あまりにも貧弱で弱すぎ・・・・
そうそう、この右のローラだけど、その先の見えない部分に歯のついたベルトが入っていて、切れたベルトと全く違い、とても丈夫にできている。
ところがだ、この”切れたベルト”はケブラーなどの補強繊維が何も入っていない、本当にただのゴム。
なんでそんな構造なのか?というなら、 モーターの回転でブラシを回していて、
万が一ブラシに過負荷がかかって止まってしまった場合でも、 このベルトがモータの軸のところで適度にスリップして保護する?という、まあ、ヒューズ役割もしているんですけど、よくできているんだか?、単にあほなのか?が判らない構造。 汗
しかも高耐久のシリコンゴムならともかくも、完全に普通の化学系ゴムだんべ。
経年劣化で全体的にヒビ入り、ある程度年月が過ぎれば、当然切れる代物だ。
まったく・・・・・
で、修理をしようと思い立ったのでばらしてみた。
凄まじい構造だな~と これまた関心するやら あきれるやらで、
とりあえず代替えになる様なゴムを探したけど、そんなうまく見つかるはずはない。
ゴムだけを取り寄せるというのがまず無理なのは、うちの職場の特徴そのものなので、
そんじゃ~と 散水機構と回転ブラシをおっ外して、ただの吸引マシンに改造?
ついでなので、汚れていた内部を外し、外で綺麗に洗浄して再組付け。
で、完成したので、さっそくカーペット洗浄の開始。
「ん! ブラシと散水装備外してどう掃除するってか?」
手動です!!! 爆笑!
バケツに専用製剤とお湯入れて、 デッキブラシでゴシゴシゴシ。
意外ときついぞ、この作業。
自分のオフィスは 5X6m四方程度あるので、面倒くさいこと限りない。
で、人のよく歩く部分だけを何度も洗い、 その度に、ただの水除去改造バキュームマシンで吸い込む。
なんだかんだで、 1時間近く掃除にかかり、まあ、そこそこにきれいになったので終了。
あとはドアを全部開けて、外の空気を通して午前中いっぱい乾かしました。
今日は気温もさほど低くはなく、暑くもないので、部屋を通る風は案外と気持ちよかったです。