金曜日の夜、 例のボールジョイントが外れて修理を頼んでいた工場から作業完了の連絡があった。
こんな状態だったんです、 走れなくなった直後は
ちなみに、構造的にですが直線や緩いカーブではボールジョイントこうなる事は殆ど無く、ところが目いっぱいハンドルを切る状態だと、サスペンションリンク構造関係で上下のアームに対して開く方向の力が働くので抜けやすくなる、高速道路とかでこうなることは、まず有りませんです。
さっそく引き取りに行きたいところですが、なんせ片道2時間以上ですから、おいそれとは行けない僕。
そこで「日曜日の朝早く、車を引き取りに行きます(台車を届けます)」と約束して、今日はその時間に間に合わせる為に、4時半には家を出た。
しかし・・・・・ 日曜日って本当に道路が空いていて、6時45分には実家付近に到着。
予定よりはるかに速いでよ。
コンビニで日本酒(工場が休みなのに、朝早く対応していただいた社長さんへの細やかな感謝)を買って、代車にガソリンを満タンにいれ、一度実家へ。
親父を起こして、 僕はその後すぐに朝飯を買いに出ましたけど、珍しくマクドナルド(笑)
なんだかんだと、あっという間に時間が過ぎるわけでして、約束の時間に工場へ行くと、シャッターを半分だけ開けた状態にして、待っていてくれた。
感謝です。
ロアアームの交換費用は約1万7千円。
アームが6500円 それ以外は工賃など。
アームの交換自体はチョロイので、僕でもやれますが、リフトがないのでDIYでやろうとすると、いろいろ面倒くさい。
おまけに天候がずっと雨なので、この先もその状態が続く事を考えたら、そんなに高くはない。
十分にお礼を言って実家に戻ると、次は例の耕運機です。
汚れてもいい作業つなぎに着替えますが、親父はガウンのまま 爆笑!
倉庫にいって さっそく作業ですけど、 確かにエンジンがかからない。
起爆の3要素は 圧縮 燃料、 火花 だよ!
まず、プラグ外すと 何だこりゃ????? べっとりとオイル。
この辺りでエンジンがかからなかった理由の99%が判明。
プラグホールからエンジン燃焼室内をペンライトで除いてみると、オイルがべったり。
あ~親父が言っていた蒸気?は蒸気じゃなくオイルの燃えた白煙だったんですね、
倒して、燃焼室にオイルがはいり込み、白煙発生、やがてキャブ内の燃料が無くなって停止。
起こしてエンジンかけようとしても、年寄りで力がないのでそう簡単には起こせず、しばらく真横になっていた事から燃焼室内にオイルがさらに入り込んで、プラグがオイル漬けということ。
12日に来た時に、 確かにエンジンはかからなかった。
とりあえず、プラグのオイルを綺麗に洗浄し、ワイヤーブラシで綺麗に磨いてこちらはOK。
問題は、どの程度オイルが入り込んでいるかでして、 マフラーの排気口辺りはオイルだらけ。
まさかとは思うが ハンマー現象くらってピストン逝ってないだろうな~と思うけど、圧縮は手ごたえとしてあるので、とりあえずかけてみる。
チョーク引いて リコイルロープを何度か引いて、 かからない????
もう一度プラグ外して洗浄か?と思っていたら、最後の一引きで始動した。
で、おわわわわわw!
当たり前だけど、 白煙が出るわ出るわ、半端ない! 蚊が嫌なので倉庫のシャッターを閉めていたんですけど、
一酸化炭素中毒になるので開けたはいいが、煙が凄まじくて、仕方なしに耕運機を外に引きずり出した。
辺り一面真っ白になる程で、 火事だと思われんだろうか?なんて思いつつ、 綺麗な排気になるまで約15分ほど待ちました。
で、一件落着。
*写真はもうほとんど煙が出ない状態になった耕運機、まだ青い煙が周りに残っています。
親父、すっかり喜んでしまって、 なんと車の修理代を出してくれました。 ラッキー
エンジンをばらす覚悟で来たのですけど、あっさり直ってしまったので次は母親が入院している病院にお見舞い。
しかし・・・・・元気だし、よくしゃべるしと・・・・
まあ、術後すぐはかなり痛かったらしいですけど。
そんなわけで、 色々忙しいけど、平和な一日が今日も過ぎていく翔でした。
*オイルでべたべたになったコンクリートフロア、 写真は拭いた後です。