エアを咬んでしまい、 リアのブレーキしか掛らない状態だったMTB。
昼休みの筋トレ(脚の)で使いますが、 このままだと”いざという時に自転車が止まらない”何て~事があったら話になりません。 「危ね~よ!」俺(笑)
でもって、 エア抜きの工具がだいぶ前に届いていたので、やっとこさ交換しました。
要領はバイクや車のエア抜きと全く同じでして、特段難しくはありません。
自分のオフィス内にMTBを持ってくるとスタンドをかけて直立に。
レバーのキャップを開け、ファンネルを取り付けると、 専用フルード液を入れます。
キャリパーのブリーダーにビニールチューブを取り付け、 ヘックスレンチをかけます。
スカスカ状態のブレーキマスターレバーを繰り返し握っていき、少し手応えが出て硬くなってきたら
ヘックスレンチを、青矢方向に一気に弛めて、すぐに元の位置に戻す。
エア咬んでいるので硬くなるのは少しですが、やがてエアが抜けてくるとガッチリと硬くなります。
要はブレーキレバーを何度も握ってブレーキラインに圧力をかけ、キャリパーのドレンを開くことで、
一気にライン内部に咬んだエアを押し出してしまうわけです。
ドレンはすぐに閉めますが、これはボヤボヤしていると、 せっかく排出されたフルード内に混ざったエアが
気泡になってキャリパーに戻ってくるからです。
古いフルードは色が変色していて、 上記の操作で出てくるフルードには比較的大きなエアが混ざっています。
マスターからライン介してキャリパーまでの間に有ったエアです。
この作業を繰り返している内に、フルードの色が綺麗になりますが、この段階ですでにフルードその物は交換が終わっています。
ただ、写真の様にフルード中に微細なエアが多数混じって、 濁った感じになっています。
レバーを繰り返し握ることでエアがこうした微細な物になってしまうわけです。
これはすぐに集合して気泡になってしまうので、 とにかくフルードが抜けると同時にすぐにレンチを戻し、
バルブを閉める。
この作業を繰り返している内に、 微細なエアが無くなり、透明のフルードに変わってきますので、
ほぼ透明になればOKです。
これでエアは全て抜けましたので、ファンネルの封止プラグを挿したらファンネルを取り外します。
後はキャップを取り付ければ終了。
出来れば、作業後にブレーキクリーナー等で、マスターとキャリパー廻りを洗浄すればさらにOkです。
作業時間的には大したことはありません。
でもって、リアもフルード交換すると、フロントもリアも購入時のブレーキタッチに戻りました。
昼休み、トレーニング兼ねてトヨタディーまでひとっ走りして、部品注文をして来ましたが、全然違う。
できれば定期的にやるのが良いのですが、 面倒なんだよな~
天気が良く、 そろそろヒノキ花粉も飛び始めているので偉い目にあうかな・・・と心配していましたけど、
大したことが無かった。
これなら午後のジムも大丈夫! えへへ