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夏の終わり

2005-08-22 11:19:03 | 日記・エッセイ・コラム
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仲良く


秋来ぬと目にはさやかにみえねども
         風の音にぞおどろかれぬる

ツクツクホウシもなき始めた。夜は虫の声も大きくなってきた。しかしまだ日中は暑い。今年も暑さが身に堪えた。去年もそんなことを言っていたように思う。しかし、温暖化も手伝っているのだろうが、暑い夏はこれからも続くのだろう。さりとて冷房は嫌いだし、どうしたものか。林のような恵まれた環境にいてもこうなんだから。いつも夏の終わりは体調が崩れる。暑いさなかは、なんとかがんばって入るが、もうおわりだという安心感もあって、夏ばて状態が出てくるのだろう。

昔は老人の死亡率は夏が一番高かった。それは夏の暑さのせいであった。今よりも気温は低かったにもかかわらずだ。それが扇風機や冷房の関係で暑さがしのげるようになったので、死亡率が低下したのだと、聞いたことがある。

この夏は保冷剤が大活躍した。保冷剤など、ケーキを運搬するときとか、買い物に行くときとか、旅行のときぐらいしか役には立たず、いつも冷凍庫に眠っているのだが、ことしは違って、フル回転した。それはウサギや金魚たちのためにである。
暑いらしく子ウサギがのびていた。そこで凍った保冷剤をポリ袋で包んで小屋に入れてやった。すると子ウサギたち、保冷剤に乗って寝ているではないか。やはり少しでも涼しい方が良いんだ。そこで4匹のラパンのほうには大きな保冷剤を二つ並べてしいてやった。すぐ4匹がお行儀よく涼んでいる。コトンにも入れてやった。ちょこんと保冷剤に足をかけている。暑いから一日に2回は取り替えている。金魚の水槽にも入れている。

そんなことで保冷剤を買い足した。しかも平たくて大きい物を。

金魚は水槽を洗って間もない頃、病気が発生して、見る見るうちに金魚の尻尾が溶け、体は真っ白になってしまった。金魚たちは元気がない。もう一度水を換え、メチレンブルーをたっぷりいれ、水温が上がらないように保冷剤を水の中につるした。病気の金魚たちは食欲もなかったが、毎日メチレンブルーをいれ、保冷剤を取り替えて様子を見ていた。驚くほど早く、金魚の体から白いうどん粉のようなモノがなくなり、うっ血していた血瘤もなくなった。やれやれ。治りだすと元気になり食欲も旺盛。溶けた尾っぽもきれいに伸びてきた。でもまだ暑い日が続くので保冷剤を入れている。

コメント
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