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バスク

2007-12-25 00:12:41 | 日記・エッセイ・コラム

夏と冬、恒例のパーティもたのしく終わった。今回は音大の先生が生演奏をしてくれた。ネパールの青年がレッサンフリリを歌ってくれた。出席者は19人。

今年の夏の会から、以前制作したスライド作品を上映している。新しいプロジェクターを買ったので、その練習もかねている。今回は1987年に熱帯雨林をテーマに制作した「限りあるもの」、20年前の作品だ。私も久しぶりに見たのだが、内容は古くはない。先回の「豊かさの裏側」もそうだったが、「限りあるもの」にも感激している。写真に残って私たちもすこぶる若い。スライド作品作りには生活学校のスタッフだけでなく、大勢の人が協力してくれたので、名前が出てきて、あ~と思い出している。それもたのしい。

お料理は出席者それぞれが持ち寄ってくれるので、私の役割、たいていはローストビーフ、と付けあわせ(むしろ、これに時間がかかる)を用意すればいいのだが、ケーキ・ファンが大勢いて、美味しいと喜んでくれるので、そのために作っている。プロがお客さんが美味しいと喜んでもらえるのがうれしくて、といっているが、その点は作り手はみな同じ。ケーキは9種類作った。シフォンも焼いたから10種類は作ったのだが、シフォンはウサギ用にやってしまった。今回は肩が痛いので、力を入れるものははずしたのだが、バターケーキの仲間のバスクはやはり腕が痛んだ。

そのバスクの生地に今回はマスコバド糖を使おうと、予定表に書いておいたのだが、予定表を見ることもなく、いつものように上白糖でつくってしまって、後になって「しまった」と残念がっている。風味が違うから試してみたかったのだ。

バスクはスペインはバスク地方の菓子として知られている。バスクと言えば、あの町、ゲルニカのあるところである。私のレシピは平塚のバッハマンで教わったレシピをアレンジしたものである。バスクという名のケーキは、ボルドーやバイヨンヌで食べたことはあるが、アーモンド生地は使ってあったが、私のとはまったくというくらい違ったものだった。ケーキとしては私のレシピの方が美味しいと気に入っている。

いつもこのとき、ゴーダチーズを買う。大体ひとつ12キロ程度のものを買うのだが、うっかりしていて値段が5割も上がっているのを忘れてしまっていた。値上がりは原油価格の跳ねかえりが影響していることもあって、品薄なのだという。今回は買ったが、しばらくゴーダを買うのはやめにしようと決めた。国産であるものは、多少味が違ってもそれでよしにしようと口では言っているのだが・・・???

生クリームが余ったので、まだまだケーキ作りはつづいている。それも定番でないケーキを。ケーキ作りは、ほんとに好きなんだなぁ、とわれながら感心している。

コメント
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