Cogito

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2008-07-10 21:17:43

2008-07-10 21:17:43 | インポート
水曜日は 陶芸の日。1週間に一度、歩いて町民センターまで出かける。もっとも今日は例外で郵便局へ乗せていってもらった。
帰り道で、ロウバイの持ち主と出会った。「ね~、ロウバイの実、頂戴!」というと、「どうぞ、どうぞ」と取ってくれた。「種蒔くの?なら苗になっているのがあるから、それをあげるよ」と奥から鉢を二つ持ってきてくれた。「このロウバイ、僕が鎌倉の名月院で拾ってきた種を植えてそだてたもの。1月に拾ったから芽が出るまでも時間がかかったけど、苗になり、木になってもなかなか花をつけない。桃栗3年・・の例があるからと、待っていたら7年、やっと花が咲いた」「え~、そんなにかかるの?花をつけるまで、生きているかなぁ」横から奥さんが「花を見るまでは、ってがんばって生きてください」だって。

重かったけど鉢を二つ抱えて、ひとつは家において、もうひとつは和美さんにやろう、あっちのほうが日当たりがいいから、比べてみよう。鉢はウサギに食べられないように階段に置いた。

夜、陶芸の仲間から頼まれた、古い写真の取り込みをした。古いポジやネガは取り込んだことはあるが、印画紙に焼かれた写真を取り込むのは初めてである。dpiをいくつにしたらいいかわからない。dpiを大きくしたら、取り込むのにすこぶる時間がかかってしまった。そこで1200でしてみたら、スムーズに取り込めた。Photoshopに取り込んでからも大変。写真は変色しているだけではない、汚れやしみがついた、それも小さな写真だ。グレースケールにし、ごみやしみを除き、ごみは五万とある、さらに何かこぼした後を埋め込んできれいにして、プリントした。うん、なかなかいいできばえだ。プリントしたものが何枚も乾かすためにぶら下がっている。

明治生まれの人の写真ではないかと思われるものは一番古い。しかもボケている。これが一番時間がかかった。知り合いなら顔に手を入れてしまうのだが、知らない人なので、顔つきが変わっては申し訳ない。しみを丁寧にぼやかした。あとは昭和の写真だ。何気ないスナップだが、そばに木のゴミ箱が写っている。自転車、街灯、神田の通りのどこからしい。

小学校の記念写真もある。生徒たちと一緒に写っているのは洋装の男の先生、着物姿の女の先生たち。急がなくてもいいと言われたのだが、面白がって夜中まで一気呵成に作業してしましまった。

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