暖かかったので急遽、東京へ出かけた。はじめは大森に寄ってから日本橋に行こうと思っていたのが、東名も、首都高も驚くほど空いていたので、そのまま日本橋に直行してしまった。こんなにすいすい行けたのもめずらしい。
買い物をして銀座の松屋によった。展示会場で、箱根細工の若者たちが新しい感覚の箱根細工を展示していると、Papasanが新聞で読んだとかで、どんなものを作っているのか、応援もかねて見たいといったからだ。展示室には展示物だけおいてあるだけで、説明の人はいなかった。壁には作者たちの紹介はあったけれど。「雑木囃子」という名のグループで6人でやっているようだ。小田原、厚木、埼玉、新潟だったかな、どこか遠くの人もいた、平均年齢は26歳という若者たち。伝統的な技法で、新しい感覚の作品をつくっている。お~、いいね。デザインが斬新だよ。ぐい飲みもそうだが、大胆なデザインのものが気に入った。だれもいない展示室に(観客もいなかった)「頑張れよ~」と大きな声で声をかけてきた。
伝統的な箱根細工のものは、眼鏡立てとか菓子皿とか、結構いろいろ使ってはいるが、おぼんは木材をくりぬいただけの方が好きなんだ。それとて箱根細工を使っている。木の製品は好きだから、買ってもいいんだけど、どこで売っているんだろう。