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ヤングママ

2011-07-08 16:37:42 | 動物記

ロッソが卵を産み始めた。シフォンもヒナと競って自分も食べるようになった。子離れの時期がきたのだろうと、ケージのふた、横をあけてやった。ロッソはさっさと外に出て、他の鶏たちと行動を共にしている。残されたヒナ達は戸が開いていても外には出ない。夜になるとロッソ母ちゃんは小屋に戻る。これが数日続いた。やっとヒナたちがケージから出た。ロッソ母ちゃんは仲間たちと外に行ってしまっているが、ヒナたちはその後は追わない。自分たちだけで、部屋の隅や私の足元にうずくまっている。チャボオバサンは付きっ切りで、餌のとり方や砂浴びの仕方を教えていたが、ロッソは子どものことなど眼中にない様子。初めての子育てだから・・とは思っているが子育ては本能のはず。続いてトキ母ちゃんも出した。同じように子供はおいたまま自分だけさっさと外に出て行って帰ってこない。

                                                         

夕方戻ってきたヤングママたちは、他の子どものケージに入るや、自分の子でない雛をつついてなかせている。ヒナは殻から出てきたとき、初めて見た動くものを親だと認識する。鶏の親は自分の子どもを何で識別するんだろう。目か?匂いか?鳴き声か?同じごろ孵ったのなら、ヒナたちの面倒をオバサンに見させてもよかったのだが、おばさんもよその子たちは識別して邪険に扱うだろうか??群れに入れてもらえれば、序列はあるにしても、団体行動になるんだが。

まだ外には出て行かないが、ロッソのヒナ達は家の中をうろつくようにはなった。今日、初めてトキの子どもたちがケージから外に出た。見ると先輩のロッソのヒナといっしょにいる。

夜、ケージの中で、ヒナが母ちゃんに突かれている。そこで母ちゃんを出して、ヒナだけにしてみた。この方がおとなしい。母ちゃんたちを二羽いっしょにしたら、出たがるので、ロッソ一羽にしてトキはテレビの横で寝かせた。ヤングママは最近の子らしく個室がいいんですかね。

                                                                                                                                                               

天井にアシダカグモがいる。天井だから体長を測ることは出来ないが、やや大きいのと小さいのと二匹いる。下から見ていると、大きな茶色の蛾がのそのそと天井を這うように飛んでいる。それを見たアシダカグモが襲い掛かった。お尻から糸を出し、糸のスウィングを利用して、蛾を捕まえた。見事なものだと感心して眺めている。二時間ほどで食べ終わると、残骸を糸につけて天井につるしたまま行ってしまった。おい、おい、ゴミ置いていってはいけないよ、と怒鳴ったが後の祭り。

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今夜もまた白い蛾がやってきた。壁にアシダカの小さいのがいる。壁に行け行けといいながら眺めている。クモも気がついた。でも蛾が止まると、クモもじっとしてしまう。動くと後を追う。止まるとまた止まる。動くものしか目に入らないのだろうか。トイレに行って戻ってくると蛾がいない。小さいクモは同じ場所にいる。蛾がどこに飛んでいってしまったのだろうと探すと、なんともう少し大きなクモが白い蛾をくわえている。チビにしてみれば、とんびに油揚げだねぇ。               

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コメント
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