粕漬をつくった。二三日前に塩漬けしておいた大根の水を切り、粕床で漬け込んだ。
粕はあさ開の酒粕。これがすこぶるいい粕。容器に入れながら手についた粕を肌に刷り込んだ。滑らか。以前、酒粕を扱う蔵元の女性たちの肌がきれいなのは酒粕の賜物だというのをテレビで見たことがある。傷も治るとも言っていた。微生物のおかげなのだろう。
酒粕 1kg、砂糖120g みりん120ccの割合で、粕床をつくった。滑らかで、いい香。それだけ舐めても美味しい。粕床は数ヶ月寝かした方が美味しくなるそうだが、間に合わなかった。大根漬けに使って、余った粕床はジプロックに入れて保存。夕食に塩鮭を解凍しておいたのだが、使わなかったので、これも粕漬けにしてみた。